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ボーンマス歴史的勝利、シティを撃破【マッチレビュー】ボーンマスvsマンチェスター・シティ【PL24-25 第10節】

  • プレミアリーグ 2024-25 第10節

  • 日時: 2024年11月3日(日) ※日本時間

  • 会場:Vitality Stadium

  • 試合結果
    ボーンマス 2vs1 マンチェスター・シティ (HT1-0) (終了2-1)
    ボーンマス:アントワーヌ・セメニョ 9'、エヴァニウソン 64'
    マンチェスター・シティ:ヨシュコ・バルディオール 82'


試合の展開:前半

  • 【BOU ボーンマス】
    試合開始早々、ボーンマスのハイプレスが威力を発揮。中盤でボール奪取し、シティのゴールに迫っていく。

  • 【MCI マンチェスター・シティ】
    試合開始後、左サイドからビルドアップを図っていくが、ボーンマスが人に付くディフェンスかつハイプレスで、ボールの出しどころがなく、つなぎ損なってのロストが目立つ。試合に入り込めていない中、GKエデルソンがナイスセーブを見せる。

  • 【MCI】ボーンマスのハイプレスに対し、ベルナルド・シウバ、コヴァチッチらがおりながらボールを受けて後ろの人数を増やして打開を図るが、前につなげずラインを上げられない。

  • 【BOU 先制 1-0】9分、左サイドで守備に戻っているフォーデンがマークにつく中、ケルケスが抜き去り、クロスを上げる。セメンヨはグヴァルディオルを背負ってターンし、フィニッシュを決める。

  • 【BOU】引き続きボーンマスが攻めていく展開。シンプルに長いクロスを上げていくなど、いくつかの攻撃パターンをみせていく。

  • 【MCI】16分〜シティが少しずつ押し返し、ビルドアップをつないでいく。

  • 【MCI】シティの形としては、グヴァルディオルが左サイドを上がっていき、ウォーカーが中を上がっていく、アカンジ、アケが底になっている形。ベルナルド・シウバが適宜おりていく。ウォーカーはコヴァチッチの横やその前でプレーする場面も。しかし、内側でそれほど機能しているとはいえず。

  • 【BOU】ボーンマスはほとんどパスミスなく前へつないでいく。特に左サイドがセメンヨが起点になり、中にも入りながら、自ら持ち運んだり、鋭い縦パスを入れるところも。

前半はボーンマスの時間。激しいプレッシングでシティに自由を与えず、自分たちがボールを持てば、全体で機能しながらパスを回し、素早くシティゴールに迫っていく。セメンヨが存在感を発揮。まさにボーンマスとしては狙い通りと言えるような前半。

試合の展開:後半

  • 【MCI】後半シティは、ギュンドアンが降りながら底でのビルドアップに絡むようになり、右大外へウォーカーが張るように。左側に寄りながらビルドアップを図っていく中、マテウス・ヌネスが奮闘。

  • 【BOU】セメンヨがフィジカルの強さで突破する場面が続く。マッチアップするウォーカーはコンディションが悪そうな様子。

  • 【BOU 追加点 2-0】64分、セメンヨが左サイドを素早くボールを動かし、オーバーラップしているケルケスにパス。ケルケスは、ボックス中央へ走り込むエヴァニウソンに向かって早いクロスを放ち、エヴァニウソンのスライディングフィニッシュ、エデルソンは動けず。

  • 【MCI 1点返す 2-1】82分、右サイドボックス外からギュンドアンがファーへ美しいクロスを送り、グヴァルディオルがケルケツを飛び越えて高い打点からヘディングでゴール上隅にシュート。グヴァルディオル、今シーズン3点目。

  • 【MCI】85分、さらに1点を返していきたいシティはギュンドアンを代え、ドクを投入。ヌネスは右に回る。ドクは左サイドで大きな脅威となる動きでチャンスをクリエイトしていく。

  • 【MCI】シティはAT、猛攻をかけていくが追加点はならず。

  • ボーンマスはプレミアリーグでマンチェスター・シティに初勝利を収めた。ボーンマスの組織力が発揮され、スピードとパワー、そして正確性で前進し、作ったチャンスを決めるべくして決めた。特に中でもセメンヨが際立った働きを見せた。
    一方、シティは対応に苦慮し、なかなか自分たちの良さを作れず。ドクの投入でボーンマスにとっての脅威となっていたが、投入が遅かったか、後半ATの猛攻も虚しく追加点には結びつかず、リーグ戦33試合ぶりの敗戦となった。


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