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#17 インド式「グルノート」のパワー
皆さんは自分の考えや想いをノートに書くのが好きですか?
私はとても好きです。
悪筆なのが玉に瑕ですが
自分に向き合うために必要な時間で
それはやはり「現物のノートに書く」ことでしか得られない時間です。
書くことはいろいろあるのですが、
この数か月、時折実践しているインド式「グルノート」が
なかなかいいのでこれについて書きたいと思います。
インド式「グルノート」とは
自己投資探究家で美容室のフランチャイズ経営などをしている
佐野直樹さんがインドで出会った「グル」に聞いた知恵から
考案したものです。
詳しくはこちらの本を参考にしてください。
「グル」とは、サンスクリット語で
「指導者」「教師」「導師」「尊敬すべき人物」
という意味。
佐野さんが会いに行ったグルはインドの奥地にいて
世界的企業のCEOや有名な俳優などを指導している方だそうです。
グルノートといっても特別なノートは不要。
普通のノートに朝1日が始まる前に、縦横中央に線を引いて4つのマスを作り
それぞれのマスに以下の順番で次のことを書いていきます。
① 右上のマス「チッタ(苦しみや悩み)」
今日1日これから起こることを想像して、憂鬱なことなどを書き出します。誰も見ないので素直に思ったことを書いていきます。
② 右下のマス「ディバイン(苦しみや悩みがなくなった状態)」
今度は、自分にとって理想の1日の状態を書き出してみます。できるかできないかでなく、「こうなったら最高の1日」と思う状況を書きます。
③ 左上のマス「ディクシャ(理想の叶った時の感情)」
②のディバインで書いた状況が叶ったらどんな気持ちになるかを書き出します
④ 左下のマス「スワダルマ(理想を叶えるための行動)」
③を叶えるための行動としてできることを書きます。私はここにチェックボックスを入れて、次の日にできたかどうかを振り返ります。
始める前に心を落ち着かせる時間を含めても大体5分程度で終わります。とても簡単ですよね!
実践してみた感想
平穏な日にはあまり変化はありませんが、
嫌なことが予期される、自分の心が穏やかでない時に私にはとても有効です。
その理由としては
ありのままの自分の感情を見つめてそれを書き出してしまえること
理想の状態を想像し、かつ感情まで思い描くこと
思い描くだけでなくそのためにできることを書き出すことで、行動がしやすくなること
かなと思います。
実際スワダルマに書いたことはほとんど実行していますし
そうすることで嫌な1日と思っていた日もいい1日に転換されます。
理想は毎日書ければいいのですが、書きたいときに書くでいいかなと思っています。
感情と行動は切り離せない
グルノートを実践して思ったのは、
感情をきちんと見つめること
このグルノートの考えの根本には以前NOTEに書いた
「苦しい状態」に気づくことにつながります。
そして重要なのが、「こうあったらいい」だけでなく
そのためにできることを考え、書き留め、実行すること。
どんなに思っていても実行しなければ実現はできませんからね!
これからもグルノートを活用していきます!