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#15僕らがインドでみつけた「お金」と「時間」の秘密– 読書記録 #3

今年の目標の1つは、「インプットしたものをできるだけアウトプットしていくこと」です。
今回の読書第三弾は、私にしては珍しく(?)、少しスピリチュアルな要素を含む本をご紹介します。


基本情報


タイトル:僕らがインドでみつけた「お金」と「時間」の秘密
著者:佐野直樹
出版社:サンマーク出版


この本を手に取った理由


とても尊敬している女性起業家が「生きるのが楽になった!」と言いながら紹介してくれたYouTubeリンク。その動画に登場していたのが、この本の著者である佐野さんでした。
前作『インド式グルノート』を読み、実践したことで、より豊かで充実した時間を過ごせるようになった私は、「次作も読んでみたい!」と思い、この本を手に取りました。


私が感じた、この本の本質


題名を見ると、一見「お金持ちになる方法」や「時間の効率的な使い方」を教えてくれるノウハウ本に思えるかもしれません。でも実際には、内面をシンプルなコンセプトで整え、変えていくことをサポートしてくれる本です。
私がこの本から学んだエッセンスは以下の3つです:

  1. 人間の心の状態には「美しい状態」と「苦しい状態」の2種類しかない

  2. 「苦しい状態」の原因は「私」に対する執着から始まる
    → 瞑想や呼吸を通じて、自分の状態を認識・理解することが大切

  3. 「美しい状態」になり、そこから行動することで富が生まれる

    「美しい状態」と「苦しい状態」
    「そんなシンプルな話じゃないだろう」と最初は思いましたが、読み進めていくうちに、確かにその通りだと納得しました。
    「美しい状態」
    愛、感謝、喜び、慈悲、幸福、敬意に満ちた心の状態
    「苦しい状態」
    怒り、恐れ、悲しみ、傲慢、比較、恨み、後悔、孤独感、不安、心配などが心を支配している状態

    「苦しい状態」は、自分への執着が原因となる場合が多いそうです。その執着を手放し、「すべてがつながっている」という視点を持つことで、「美しい状態」に整えることができます。そして、この「美しい状態」から行動することで、自然とお金や時間といった富も引き寄せられる、というのが本書のテーマです。

    実話をもとに、内面の変化をどのように体験し、それを行動に落とし込んだのかがストーリー仕立てで描かれており、とても読みやすいです。

私の学び


この本を読んだ後、私が取り組んでいることを3つ挙げます。

1. 自分の状態を確認する


何か行動しているときに、自分が「美しい状態」にあるのか、「苦しい状態」にあるのかを客観的に見つめます。私の場合、朝起きた直後や時間に余裕がある時が「美しい状態」。でも、全体の6~7割は「苦しい状態」かもしれません💦。

2. 「美しい状態」から行動する


引っ越し準備で業者さんとやり取りする中で、説明不足や遅い回答にイライラすることがあります。そんな時、「この人たちは自分の引っ越しをサポートしてくれている」と感謝の気持ちを持ち、敬意を込めて話すと、相手の対応も変わることに気づきました。

3. 「苦しい状態」の自分を受け入れる


「苦しい状態」を否定すると、さらに苦しみが増します。そこで、「人間だから執着はあるし、苦しくなるのも当たり前。でも、手放せたらラッキー!」と考え、上記1と2を繰り返します。

終わりに


「自分の内面が外側の世界をつくる」。

以前はこの言葉の意味があいまいでしたが、昨年の朝のジョギング中の挨拶などを通じて、この言葉を実感できるようになりました。(詳しくは以下のNOTEをお読みください)

スピリチュアルなことに抵抗があった私ですが、実体験があったことで、この本のコンセプトも自然と心に響き、少しずつ実践できています。
これからも、少しでも「美しい状態」で行動できるよう、自分の内面と向き合いながら進んでいきたいと思います。



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