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#20 自分の中の「お化け」に気づく


この週末(3月1日、2日)、日本コーチ協会神戸チャプターが主催する
「自己基盤2Daysワークショップ」に参加してきました。

「自己基盤(パーソナル・ファウンデーション)」とは、
自分自身の基盤を強化することで、自身の人生を画期的に高めるためのシステマティックなアプローチ。

国際的なコーチング団体として最大級のICF(国際コーチ連盟)の創設者で
コーチングの父とも呼ばれるトマス=レナード氏が数年かけて作り上げた
プログラムです。

自己基盤には10の柱があるのですが、今回はそのうちの一つである
「基準を引き上げる(Raise your Standards)」
2日間いろいろなワークを参加者と通じて行うことでいろいろな
気付きを得ることができました。


ワークショップに参加する価値


週末の休みを使って勉強会やワークショップに参加するというと
「わざわざ週末にお金を払って勉強するなんてすごいですね」
「疲れませんか?」と言われることもあります。

実際ワークショップは人の話を集中して聴き、かつ自分にも向き合うので
とっても疲れます。

それでも
自分がその時に感じたことを言語化し
参加者やファシリテーターから投げかけられた質問に答えたり
参加者から共有された経験談や想いから刺激を受けて
内深くに隠れていた自分の感情や価値観に気づくことがあります。

その気づきから少しずつ自分のものの見方や行動を修正すると
徐々に自分が変わっていくことを実感しています。
そうやって変化を感じられることが私にとっては喜びで
疲れても毎回「参加してよかったな~」と思います。

「まだまだお化け」に追い立てられている

今回、「理想の自分」を言語化する中で
「丁寧に暮らしたい」というのが出てきました。

私にとって「丁寧に暮らす」というのは「今に心がある状態」。
常に追い立てられるように物事をこなし、
動作が粗雑になっている気分でいるので
まずは「玄関の靴をそろえたい」と。

その時に「何故追い立てられるように感じるのですか」と質問され、
いろいろなことをやりたい、成し遂げたいために
常に先々を考え、今こころあらずになっているということが原因だと気づきました。

他の参加者の発言から発想を得て名付けたのが
「まだまだお化け」

「まだまだやらないといけないことがある」
「まだまだできていないから、次はこれをしなきゃ」
と、常に自分を追い立てている。
でもそのまだまだはいつまでもまだまだで
いつまでたっても埋まらない。。

常に満ち足りない状況でいるんだなということに気づきました。

次どうする?


ワークショップでは「じゃあ次どうする」をグループ内で宣言します。

私はまずは玄関の靴をそろえつつ
「まだまだお化け」に遭遇したらそんな自分を認めてあげることから始めようと思います。

どんな変化が現れるか楽しみです!

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