Photo by momoro66 春【詩】 35 東京花束 2021年2月18日 01:12 不揃いに温かい日は突然叫び出したくなるそれは四足歩行の獣になってしゃぶり尽くしてしまいたくなる一端に残った反逆の理性が横隔膜をひいこひいこと膨らませるとやがて獣はしっぽしか残さずに散るしっぽは塩からい私は歩こう人間の真似をして第一に人間らしさを突き詰めたいこの目かっぴらいた瞳孔と閉まらない瞼に涙が溜まる塩害となってただただそこに在るだけの草の命を枯らす一刻も見逃すものか、その死顔 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。 チップで応援する #現代詩 #人間 #生きる #春 #散文 #いのち #はる #獣 #いちにちひとつづつ 35