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#網野善彦
閲覧録 202205-06 (20220516-20220615)
20220516
『網野善彦著作集 第二巻 中世東寺と東寺領荘園』(岩波書店 2007)。例によって、網野先生の文章が巧みなので読まさるものの、意味内容全く入ってこず、しくしく泣きながら頁を繰る。「付論 鎌倉・南北朝期の評価について」から印象に残った箇所、p369「古い「道理」の世界から「実利」の世界への転換がここに始まったと考えられるので、平家物語の世界と太平記の世界を区別するものは、すでにいわ