味噌汁の空焚き
こんにちは。ぼーんぐんです。
今朝は久しぶりにやってしまいました。反省です。
頭の片隅で気にはなっていたのですが、つい一瞬気を抜いてしまったようです。後始末は自分でします。次はないようにします。
みなさんはありませんか。ほんの一瞬の不注意。
私は朝食のお味噌汁を温めようと慣れないコンロをつけたまま庭に出てしまいました。
庭を見つめて独り言です。
「夜間にたくさん雨が降ったようだな。今日は雨止むのかな」
ぶつぶつ言いながら空を見上げたり、趣味にしている植物たちの様子を見たりして過ごしていますと、部屋の中からほのかに漂ってきました。
「くんくん、あれっ?焦げ臭いな、あっ!」
慌てて戻ってみたものの見事に鍋は黒焦げです。既にみそ汁の水分は蒸発し、なべ底には具材のジャガイモやニンジンが焦げてこびり付いています。
「やっちゃったよ」
換気扇を”強”に切り替えただけでは物足りず、そこかしこの窓を急いで全開にします。お家が燃えなくて良かった等とのんびり言ってもおられません。次はないと心得て対策を練らないといけませんね。
例えば、”コンロに火をつけたらその場所を離れないようにしよう”とか、”お味噌汁も器に移してレンジで温め”ようかなど。それとも私は”慣れない家事をするべきではない”のか考えてもしまいます。
とにかく焦げた鍋は処分ですね。
新聞紙にぐるぐる巻きにして大きなビニールで二重にしてみました。以前は”重曹”を使って新品同様まで磨きこみましたが、あくる日から暫く右腕が上がらなくなり大変な目にあいましたから今回は諦めました。
「さて、近くのホームセンターへ行って同じものを買いに行くとしよう」
なんとも面白くない週末の始まりです。
職場では私は部下を注意をする方です。
部下にケアレスミスが起きると「何か心配事でもあるんじゃないか。思いつくと即行動してしまう傾向があるようだけど、一旦考えることも大事だよ。次はないようにしような」
などと分かったような事を言ってはみるものの、私は知っているんです。
「人は誤る生き物だ」ということを。
だからこそ、誤りが起きないように工夫をするのです。例えばこんな風に。
・指示をする場合はシンプルに明確に行う
・気が散りにくくなるような環境に整える
・変更などが生じた場合は、その都度状況を説明する
人は間違うものだと考えると、周囲のものがお互いに関心を持ちチェックするしかないんです。指示を受ける側だけの責任としないで、指示を出す側も適切であったかと振り返るんです。
「そうは思いませんか」
誰も失敗しようと思ってはいませんから、延々と責任の所在を追求するよりも再発の防止に注力をすることに重きを置きたいものですね。
人はみな誰かに支えられて生きています。ですから自分も人を支えなくてはバランスが取れません。
そう考えると閃きました。
今朝の味噌汁の空焚きの件は、我が家のペットのモルモットのモルちゃんに監視役を申し付けることにします。
「危険を察知したら鳴いて教えてくれよ」
これはちょっと無理がありますね。
みなさんは如何お考えでしょうか。