ミクロネシア連邦の古代遺跡
こんにちは。ぼーんぐんです。
紀元前4000年の古代より進んだ農業技術と高度な航海知識を持つ民族が暮らす「ミクロネシア連邦」をみなさんはご存じでしょうか。
「ミクロネシア連邦」の場所は日本よりずっと南。パプアニューギニアの北にあります。
1920年、国際連盟は日本に「ミクロネシア連邦」の統治を委任し、日本の「委任統治領南洋諸島」として南洋庁の下に置かれていました。
日本の委任統治下では、近代的な電気や水道、学校や病院などのインフラストラクチャーの充実が進み、同時に植民政策により日本人事業家が経済を活発化させていたために「ミクロネシア連邦」は貿易黒字が続くという状態だったようです。
しかし第二次世界大戦の終戦により日本の統治は終了しました。
その「ミクロネシア連邦」のポンペイ州には「ナンマトル」という遺跡があります。
日本では現在鎌倉時代を舞台にした「鎌倉殿の13人」が放送されていますが、「ミクロネシア連邦」は日本の鎌倉時代の頃、この地にはシャウテレウル王朝が成立していて巨石によって多数の人工島が作り上げられていました。
その遺跡の名前は「ナンマトル」。
人工島は互いに水路で隔てられており、その景観は「太平洋のヴェニス」と呼ばれるほどに素晴らしいものだったようです。
巨石記念物群は数トンから数十トンにもなる玄武岩柱を積み上げたもので、日本からも現地を訪れ調査研究をしているようですが、未だにどのような技術を使ったのかは解明されていないようです。
鹿児島県鹿児島市付近に上陸し猛威を振るう台風14号の名前は「ナンマドル」です。この古代遺跡から名がつけられました。
非常に強い勢力で今後も日本列島を縦断する見込みで各地へ甚大な被害が予想されています。
古代遺跡「ナンマトル」にはとても興味を持ちロマンを感じるところですが、台風はいただけませんね。
みなさま台風には十分にお気を付けくださいませ。
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