行動変容、ということばとゴール -スマホで100日連続noteに挑戦day78-
HIMSS&Health2.0に参加してます^_^
興味あるセッションで健康づくりやこれからのヘルスケアとIoTやAIツールはどうつながっていくのか?というテーマにおいて異口同音に言われていて印象的だったのは、、、
・ゴールは、どのように無理なく「行動変容」に結びつけるか
・世代に関係なく人は(エビデンス としての正しいことも大事だけど)楽しいことしたい、主体的に選びたい
やはりこの業界では普遍的なことなんだろうなあ。
行動変容は、12年前まで10年ほど関わったヘルスコミュニケーション研究のゴールの一つだった。
なんのためにコストをかけて社会的に医療健康関連の情報を伝達しコミュニケーションとるか、といえば、患者本人・医療消費者側の納得度の向上やお互いの合意レベルを向上させる目的が一つ。これは主に臨床系のニーズ。
加えて、医療健康エビデンス上の望ましい行動や習慣につなげるため、その結果、社会的な効率あがり、医療者も消費者も無駄な負担減り、医療費が下がる(はず)というスタンス。これは主に公衆衛生的、医療経済的な、国家支出系のニーズ。
消費者側、情報の受け手側からすると両方がない混ぜになって日常が進んで行くから、どちらに対しても感度というか、リテラシーが大事。そこがどう扱われているのか、どう認識されているのか、が気になるなあ。
行動変容、という言葉には、"正しい"ことが前提にあり、それに近づけようとする専門家や偉い人のお節介な取り組みの正当性を前提にしてるけど、エビデンス自体が最新研究でひっくり返されていく今の時代に「正しいこと前提モデル」もなんだか限界があるような気もしてる。
必要だし大事だけど、それだけで解決しない要素が人にはあるなあ、と。
医療に関しては、人は最後は臨床家に頼るしかないから、お医者さん、病院の皆さん、よろしくお願いしますね、は変わらないんだけど、、、
その手前の段階では、やはり正しさよりも、楽しさを中心に人は生きていくし、新しい概念や生活スタイルも楽しさを中心に普及していくのだろうなあ。
最近の自分は、正しさよりも楽しさに事業的にも惹かれているなあと自覚。でも本当に普及するには正しさも大切。バランスなんだろうなあ。
そんなことを思いながら拝聴してました。
さあ、今日もお勉強^_^
朝のセッションはHIMSSについて^_^
古巣の業界ですが、離れて久しいのと、現場をよくわかってないのでありがたい機会。
詳しい人、ぜひHIMSSの、日本の医療情報業界におけるインパクトについて、中の人について教えてください^_^ 顧問先ミッション含めて探求します^_^
そして探求はつづく。
日銀さんの近くを通って日本橋の会場に向かいます^_^
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