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好きなのに言えない、、アオハルはいつの時代も誰にでも〜ドラマ『君には届かない』〜

実はね、放送が決まってから、かなり楽しみにしていたドラマ『君には届かない』

原作コミックも既刊全部大人買いしてあるのに、ドキドキしたいから読まないまま。

購入済みの原作コミックたち

放送開始の1週間前にNetflixで先行配信始まっても、少しでもドキドキを先送りしたくて「観ないぞ!」と自分に言い聞かせてました。

で、見始めて、現在、第4話。
途中ではありますが、我慢しきれず、想いを綴ります(笑)

まずはキャスト。(公式サイトのキャスト紹介はこちら
『美しい彼』の桐谷くん役の前田拳太郎さんが学ラン?ってちょっと最初は違和感あったけど、見始めたら、そんなことぜーんぜんなくて、同級生よりちょっと大人びた、自分の感情をぐっと閉じ込めているヤマトの役がぴったりでした。

カケル役の柏木悠さんは、「みなしょー」(みなと商事コインランドリー)の湊さんと同じグループ「超特急」のメンバー。このドラマが初めての演技とのこと。
でも、グループでの最年少「弟キャラ」そのまんま、思いっきり、可愛くて、素直で、まじ、可愛い!


そして2人の友人・藤野役の田中偉登さんは、かなり前にドラマ「相棒」で見て、目が印象的で名前調べちゃった俳優さん。その後もNHK朝ドラ「エール」とか、いろいろなところで、チラチラ見かけてました。
藤野は、仲間で唯一の彼女持ち役で、合コンをセッティングしちゃったり、2人の一番近くにいるのに、2人の思いに気づいてないのー??っていう感じの役回り(今のところ)
でも「カケルもダメじゃないよ」なんてサラッと言ってくれるいい友達!

以上の3人は放送前からキャスティング知っていたのですが、4話まで見て印象的だったのが、松本怜生さん演じる保坂くん。
金髪、前髪アップ、見るからにチャラ男風。
そんな彼が、けっこう最初の頃からヤマトの言動にチラチラ視線送ってて、もしかしてヤマトのことが好きなの?あるいは、逆に2人の気持ちをからかったりしちゃうの??と気になっていたら、なんと、すごーく良い子で、、、。
ヤマトに対しても、カケルに対しても、とてもナイスなアドバイスをしてて(後述)、うん、おばちゃん、見かけで判断しちゃってたよ、ごめんよ!って感じでした。

ともあれ、第4話まで観てて、2人が近づきそうなのに、近づかない、じれったい展開に、年甲斐もなくドキドキ。
BLのジャンルの1つ「幼馴染」は、どうしても「今の“友達”としての良い関係を壊したくない」「想いを伝えることで、関係が変わるのが怖い」というのがあるので、なかなか進展しないのが常。
「当たって砕けろ!」ってできないのよねー。
だからこその保坂くんの言葉。

(カケルの困惑を見かねて、ヤマトにちゃんとカケルに告白したら?と勧めて…)

人を好きになるって厄介だよね
自分の嫉妬深さとか身勝手さとか
知らない自分が見えちゃう
でもさ、そういう自分の不甲斐なさをぶつけるのは
相手じゃなくて自分なんじゃない?

『君には届かない』第3話より

(ヤマトの気持ちが分からないと言うカケルに)

わからないなら聞けばいいんじゃない?
まぁ、他人の気持ちなんて、いくら考えても答えなんて出ないしね

『君には届かない』第4話より

(聞くことで2人の関係が変わるのが怖いと言うカケルに)

何もしないからって
その人との関係が変わらないとは限らないんじゃない?
気づかないふりとか
何かをごまかしてる時点で
すでにもう変わり始めてるんだよ
だから、自分がどうしたいか
誰とこれからも一緒にいたいか、なんじゃない?

『君には届かない』第4話より

スッゲー、いい奴じゃん、保坂ぁ!!

『消えた初恋』での橋下さんや井田くんの親友・豊田くんもそうだったけど、こんな風に、踏み出せない本人たちを周りが温かく見守ったり、後押ししたり、、とBLドラマはほんと優しい世界。

現実は「同性なのに」とか「キモい」とか、そういう風に思われたり、あるいは、思われると思ったり、なのだろうけど。
ドラマや映画でも、もちろんそういう偏見や差別で本人が苦しんだり、周りと戦ったり、という作品もあります。
それはそれで、現実を知ってもらうためには大事。

でも、『消えた初恋』やこのドラマみたいな、「夢みたいな」世界が描かれることで、「好きになるのはただただ“その人”なんだ」「好きな気持ちに、性別も人種も属性も、何も関係ないんだね」ってことを、なんとなくでも感じてくれる人が増えるのでは?と思います。

「同性を好きになるなんて、特別な人、特殊な人で、自分とは別の世界の人」なわけではないってこと。

私自身、人生途中で「障害者」という属性を背負っちゃって、「聞こえないのに」「障害者なのに」って自分自身にレッテル貼って、いろんなことを諦めたり、我慢したりしてきたことがあります。
「聞こえなくなってしまったのに、友達のままでいてくれるかな?」とか、「障害者になったのに、結婚してくれる」とか、そんなことも考えたり。
でも「誰かを想う」「好き」という気持ちは、実はそんなカテゴライズなんか吹っ飛ばすくらい、シンプルでまっすぐなものなのだろうな、と、ドラマを見て感じるのです。
(まぁ、30年前に結婚することにした時の私の夫にそんな強い思いがあったとは思えないけれどね。むしろ、なんも考えてなかったから、私の障害も気にならなかっただけじゃね?って感じ。)

ともあれ、私がBLにハマるのは、こういうまっすぐな思いにドキドキしたり、キュンキュンしたりするからなんですよねー。キャストも可愛い子多いし(笑)
俳優さんたちっていいですねー。
何歳になっても「アオハル」を感じる役を演じられて、、。


で、最後、主演2人のインタビュー動画、載せます。
字幕(テロップ)がついてて、2人の言葉が伝わり、嬉しい!!(おまけにはつかないのが残念だけど)

まだ放送続きます。
Netflixなら第1話から全話見れます。もちろん字幕付き!!
TverTBS Free は、第1話と最新話が無料で。どちらも字幕あり!
Tverでは、第1〜4話のダイジェストも!
まだ間に合います!!ぜひ!!

私はって言うと、、、
Netflixの先行を観てしまうかどうか、、迷うところ。
なんかズルしちゃうような、、しかも、1週早くに終わってしまうようになるのはヤダし。罪作りな先行配信!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

TBS ドラマストリーム 火曜深夜24:58〜
原作:「君には届かない。」
(MFC ジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA刊)
著者:みか
脚本:開 真理
主題歌:Hi-Fi Un!corn 「U&I」
(FNC ENTERTAINMENT JAPAN)


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ぶーみおちゃんぷ
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