もしも福山雅治が「言語化力」を読んだら

【もしも福山雅治が「言語化力」を読んだら】

タイトル:言語化力

著者:三浦崇宏

出版社: SBクリエイティブ

概要: 自分の道を切り拓くための道具は「言葉」であり、「言葉」こそがあなたの価値を明確にし、あなたの願いを叶え、あなたを成長させるたった一つの最強の武器である。
今の時代、誰でも自由に発信できる世の中になったので、言葉を自分の思う通りに使えるようになれば、仕事や人間関係もより良く進めることができる。
このように誰もが人生を変えられるポテンシャルを持つ「言葉の使い方」を紹介している。

アドリブ→たった「言葉」だけで人生を変えられるのかなぁ、不思議だなぁ疑っちゃうよ〜

それぞれの章の説明↓
●序章　すべては言葉で変えられる

主旨→あなたの仕事も人間関係も人生も「言葉」の力で好転させることが出来るということを述べている

解釈→ 誰もが価値を伝えられるようになった現代だからこそ、言葉こそが最強の問題解決の手段であり、社会や自分の環境を変える1番コスパの良い手段であると理解することが大切である。
また、現代はルールが刻一刻と変わっていく時代であり、「経験値」というものが唯一の武器ではないからこそ、時代を肌で感じられている若者にも発言権があり、相手が知らない情報を持ち歩いて発言権を持つ意識を持つことで、言葉で相手との差別化を図れる機会が増えている。
そして、機能の優劣がつかない現代だからこそ、商品の付加価値を定義し、言葉で説明しなければならなくなっており、ビジネスにおける「価値を生み出し」て、「価値を伝える」という2ステップのうち、今は「価値を伝える」重要性がより増している。
このように、言葉が非常に大きな意味を持っており、全てを言葉で変えることが出来る。

具体例→同じボールペンが二つあっても、片方のボールペンは福山が使ったものっていうふうに説明するとか

アドリブ→ちゃんと言葉にしないと価値の違いは説明できないからねぇ

●第一章　「言葉にする」方法

主旨→「言葉」であなた自身を変えることが分かってから、実際に言葉にしていくためにはどのような方法を取ればいいのかを述べている。

解釈→ 言葉にしやすくする方法として筆者は3点挙げている。
1つ目は、絶対に曲げたくない価値観や、どんな社会であって欲しいかという自分のスタンスを確立すること。
2つ目は、言いたいことの本質を掴むために、何が言いたいのかを理解するという抽象化を心がけること。
3つ目は、自分の感情を言葉と共に説明することである。
また、あなた自身の言葉としてオリジナリティを出すために、日頃から読書したり映画を見ることで、様々な言葉に触れ、自分が使うことのできる言葉のレパートリーを増やすこともコツである。
さらに、相手に伝わるように難しい言葉を簡単な言葉で伝えるようにしたり、相手に与えたい印象に合わせて言葉尻や表現を変えるといった一手間を惜しまないことも大切である。
質は量から生まれるものだから、とにかく直感や言葉にしにくいことも積極的に言語化していく練習を積むことが重要だと述べている。

具体例→福山が歌っている歌や映画を観たりして言葉を勉強する

アドリブ→僕の言葉は含蓄があり、ウィットに富んだ言葉ばかりだから、無駄がないよね

●第二章　印象に残る言葉、一生残る言葉をつくる

主旨→実際に「言葉にする」だけでなく、言葉にする際にいかに相手の印象に残すことが出来るのかといった、相手にインパクトを与えるための言葉の紡ぎ方を述べている。