スポーツ選手や通訳にも読書を薦めたい
今朝も東伏見の早稲田大学に向かい、テニスの大会を観戦してから古本屋を開けました。世界レベルの選手たちのプレーは本当に素晴らしく、この大会が終わらないで欲しいとさえ思います。(なぜかHPがないので伊予銀行のInstagramより)
そして古本屋で開店作業を終えた後に、ニュースで大谷翔平選手の通訳である水原一平氏の賭博疑惑を知りました。非常に残念。詳しいことはわかりませんので何とも言えませんが、急にお金持ちになったので誘われたのかな・・・とも思います。
よくよく考えれば水原一平氏の人柄の良さや責任感がある雰囲気は、ギャンブルに嵌ったら抜けられそうもありませんし、もし詐欺師が騙そうと思って近づいてきたら格好の餌食となっていたでしょう。
普通の通訳であればトラブルに巻き込まれることはなかったかと思いますが、水原一平氏は大谷翔平選手に引き上げられ、時の人となってしまった。一平氏もまさか自分がこんな大きな事件を起こすとは思いもよらなかったでしょうね。気がついた時には、時すでに遅しです。
こういったときに思うことは、いかに過去の失敗事例から学ぶことが大事かということです。最近では王子製紙の元会長の井川氏がギャンブルに嵌ってしまった事件が記憶に残るところ。店主は本を読みましたので、同じ轍は踏みません。賭博場に足を運んだら抜け出せないのがわかっているので、絶対に最初の1回をしないことに決めています。
こういったことがないようにスポーツ選手だけでなく、スポーツに関係する職業のすべての人に、もっと読書を推奨した方がいいと店主は考えています。もちろんその理由は、他人の失敗談の本を読むことで、自分の失敗を事前に防ぐことができるからです。
こういったギャンブルの誘惑は世の中にたくさんあります。誰にでも失敗する可能性があります。「私は絶対にギャンブルに嵌らない」と思っている人がいたとしても、そもそも時間やお金がなかったり、また誘われることがなかっただけかもしれません。自分の力を過大評価するのは危険です。
というわけで、繰り返しになりますが、人生を踏み外すことがないように、店主はスポーツ選手に対しても読書を薦めたいと思います。