コロナが一段落し外国人を受け入れる前に、ゴミ問題についてなんとかしよう。
良いことは毎日起こらないのが人生ですが、困ったことは毎日必ず起こります。
今日のトラブルは売上・・・ではなく、お店の前に放置されたゴミ。このゴミ、出したのは当店の大家さん。だからお店の前にゴミが放置されているのです。古本屋の前のを通った人は「今日はゴミの日だっけ?」とゴミを見ながら話していました。イメージダウンです。本当に困る。
ゴミが放置されている理由は、市のゴミ回収担当者(西東京市ごみ減量推進課の人たち)が残していったからです。回収しなかった理由は写真にも写っている通り、「回収日が違う」という理由。
では、なぜ回収日が違うのにも関わらず大家さんはゴミを出したのか?
それは・・・大家さんが外国人なので日本のルールを理解できないから。現在、当店の上に住んでいる大家さんは、台湾人。日本語の読み書きも会話もままなりません。そんな大家さんが細かい日本式のゴミ分別を理解できるはずがない。
ここで考える方向は2つに分かれます。ひとつは外国人に徹底的に日本式を覚えてもらい、日本式に合わせても売らう方向。そしてもうひとつは外国人にもわかるゴミ分別方法に日本のシステムを変えること。現在、日本のあちこちで日本式を外国人に覚えてもらう方法で努力されている方が多いと思いますが、今後はそれが難しいのでは?と店主は心配するのです。
それは何故か?
これから新型コロナが一段落し、日本は外国に向けて外国人の受け入れを再開するからです。外国人観光客や移住希望の外国人が大量に日本に来るのはまもなくです。現在の何倍もの外国人が来日したら、日本のゴミ回収は機能しなくなる。町にゴミがあふれてしまうのではないかと心配しているのです。
ここで「ふ」と思いました。日本国内のゴミ分別方法は地方自治体によってかなり違います。店主は東久留米市在住で西東京市で古本屋をしています。移転前のお店は三鷹市でした。ゆえに違いを知っています。各自治体でルールが違う。それもかなり違います。詳しく書くには調べなければいけないので今回のブログでは割愛しますが、とにかく違う。
ということは、逆に考えれば、ルール変更の余地はあるということだと思うのです。我々日本人がリサイクルのためにかけている労力はかなりのものです。それを外国人の人にやってもらうのは無理というもの。外国を旅した経験がある人であればわかるはず。なので、外国人に理解しやすい、協力してもらいやすいゴミ分別のルール、つくれないかな・・・大きな社会問題になる前に、何とかしなければ。と、西武柳沢の古本屋店主はひとり悩んでおりました。