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適度な距離

先日横浜駅の西口屋上から女子高生による飛び降りがあった。下を友人3名と偶然歩いていた1名にぶつかり意識不明の重体。その後搬送先の病院で二人とも亡くなられたそうだ。大変痛ましく思う。

SNS上では色んな意見はあったようだが、テレビや新聞では小さく取り扱われている。

これはウェルテル効果を防止するものらしい。要するに後追い自殺。模倣自殺のことである。

文豪芥川龍之介は原稿を書き終えた明朝、服毒自殺で生涯を閉じた。それは当時大きな影響を与えたようだった。多くの後追い自殺があったらしい。
芥川龍之介は当時文豪としてのエリート、それゆえに悩むことは多くうつ病だったらしい。(補足)

その後も、太宰治やXJAPANのhide、上原美優、三浦春馬等著名な人物が自殺をすると、その直後に同時期に同じ手法を用いて自殺することが増えてしまうそうだ。

かつて三原山火山口に飛び降り自殺した人が現れた際は、その模倣が相次ぎ1年間に944名が火口に身を投げたという。

現在は自殺における報道のガイドラインが定められ、報道では詳細は伏せられるたり、相談ダイヤルを合わせて公表することが多い。

しかし、発達した現代。どこでどんなことがあったか、調べようと思えばどこまで追求することができる。心無い中傷も多ければ、過激な画像が目に入ってしまうこともある。

大事なものは自分の体調を考え、適切に客観的に距離を置くことかもしれない。

特に影響を受けやすい僕たちは。

自分でもなんでこんなこと書いてるのかなと家で熱を測ったら38℃あった。

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