将棋熱が再燃中
学生の頃、学校帰りに、ファースト・フード店で友人らと将棋に夢中になっていた。ここ最近、将棋熱が再燃し、通勤中に将棋ウォーズをしている。
きっかけは、色々とある。昨年末、家族で市場へ食品を買い出しに行った時のことだった。中古の将棋の板だけ売られていたのだ。日本人駐在員が引越しか何かで売ったのだろうか。
まさか、バルセロナの市場で将棋板を目にするなんて思いもよらなかった。
妻も娘も将棋のルールは知らないため、僕はここぞとばかりに良い顔ができる。
さっそく、帰宅後、駒を段ボールでみんなで作り、ルールを教えた。
ボードゲーム好きな我が家らしく、三人で夢中になった。僕はまともに扱える戦法が矢倉棒銀しか知らないのにドヤ顔しながら教えた。
それから数日して、将棋ウォーズを夫婦でやり始めたら、懐かしく、楽しくてしょうがない。
将棋ウォーズは日本将棋連盟公認の段位の賞状まで貰えるらしい。
いまだと、羽生先生と藤井先生の署名入りのようだ。
昔の知識も捨てたもんじゃなく、何とか三段まで上がって、さて、賞状をもらおうかしら、と申請画面を開くと、
お値段五万円越え……。
羽生先生と藤井先生の直筆サイン代、と思うとちょっと魅力的なのだけど。
将棋ウォーズでは、棋力レーダーなるものが見れるのだが、このレーダー、なかなか性格が出ていて面白い。
でも、オンラインよりも家族でわいわい対面でやる方がやはり、楽しいな。
将棋の定跡やら詰将棋問題やらを、ここ最近、また久しぶりに解いている。
ボードゲームって楽しい。
将棋で一番好きな陣形は矢倉です。
矢倉は純文学ですし!(米長先生曰く
ところで、米長先生と加藤先生の解説動画、いつ見てもほっこりしてしまう。
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