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私たちの政治という名のオペレーティングシステム


動機 : Introduction

以下のPOSTを受けて、いつも思っていることですので、今日は文書にさせて下さい。

私たちの政治という名のオペレーティングシステム

私たちの社会は、まるでコンピューターのように、選択したOSの上で日々を営んでいます。私にとっては 政治とは、この社会という機器を動かすオペレーティングシステムなのです。
日々のアップデートを重ね、バグを修正し、新しい機能を実装していくべきこのシステムは、しかし、私たち一人一人の無関心という静かな放棄によって、メモリーの負荷が半端でない状態で稼働し続けているように思われます。
「面倒だから」「誰がシステム管理者になっても変わらない」「参加しても無駄だ」という思いは、実は、より良い変更の可能性を自ら手放してしまう、静かな自己完結的予言となっているのかもしれません?
それは、私たちの市民生活・私たちの暮らしの「死」を意味するものとなっています。

  • 生活保障の機能不全による国民生活の困窮、

  • 希望を失った人々の自殺率の上昇、

  • 記録的な中小企業倒産、

  • 社会環境の未整備が拍車をかけている悪循環の少子化社会、

  • 社会の分断や孤立の深刻化—

  • etc…

これらは、放置された社会OSがもたらす悲劇そのものです。
快適で効率的な最新のOSを使えば、私たちの人生はより豊かで充実したものになるでしょう。この世界は、まるで地上の楽園のように、幸福に満ちたものになる可能性を秘めているのです。しかし、放置されるコトを望む 誰かの都合によるOSを使い続けていては、システムはバグだらけになり、約束は平気で破られ、OSは制御不能に暴走してしまうかもしれません。そんな私たちの生活にとっては不良品とも言えるOSを使い続けたくないのなら、私たち一人一人が情報を集め、常に社会を見守り、学び続け、投票という形で意思表示をすることが大切です。

選択しないことも、一つの選択です。
その選択は、既存のシステムをデフォルトとして受け入れることを意味しています。そして気がつけば、ほんの一握りの Oppressive power broker のシステムで社会は構築され、私たちにとっては非効率で、私たちの生活にとっては不良品の、もはや私たちのニーズに応えきれないOSを、黙って使い続けることを選んでしまっているのではないでしょうか?

しかし、システムは常に更新の機会を私たちに提供しています。
私たち一人一人には、よりよいバージョンを実装する権利と可能性が与えられています。それは、投票という名の、システムをアップデートする大切な特権なのです。真の民主主義とは、おそらく、私たち全員が参加する壮大なオープンソースプロジェクトなのかもしれません?
より快適な社会という名のOSを実現するために、一人一人が開発者として、テスターとして、そして何より、思慮深いユーザーとして参加できる可能性を持っているのです。
この素晴らしい可能性を、私たちの手で育んでいけたらと願っています。
一人一人の小さな関心と行動が、大きな変化の波を生み出すのです。
私たちが選ぶOSが、私たちの未来を形作ります。
だからこそ、自分たちの手で、理想の社会OSを設計し、実装していくことが何より大切なのだと思うのです。

追伸… 一般USERの生活を生まれた時から知らない、興味がない、解らない、考えない方をOSのシステムデザイナーにしては危険です。USERの生活を熟知し、困ったUSERがいれば誰よりも早く駆けつけ話を聞き、痒い所に手が届くimaginationを持つ方にメインの設計はして頂きたいものです。

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