来年夏ごろ、こんな本屋が誕生します。【ブタコヤブックス店内模擬ツアー】
ブタコヤブックスの模型の中身を上から覗くと、
こんな雰囲気になっています。
左手をご覧ください、2階へ続く階段があります。
右手にはバックヤードがあります。
呉服屋さん時代から残っている格子状の目隠しを背に、レジを乗せた番台をお店の中央に配置します。
そして奥には呉服屋さんらしい、ちいさい畳の小上がりがあります。
ここは絵本やおもちゃが並んだ、大人も子どもも落ち着ける場所にするつもりです。
この小上がり横に、ちょうど小上がりに腰掛けて見上げられる本棚があります。
子連れで本屋に行くと、ゆっくりと大人も本を見たいのに、子どもに急かされてしまい全然見られず、悲しい気持ちを抱えて帰る…ということがよくありました。
子連れの親御さんが一瞬だけでも子どもから目を離して本を見ることができたり、ちょっと疲れた時に、畳に座ってリラックスしながら本が眺められたりする空間になるといいなと思います。
入り口入ってすぐのところには、
新刊を配置しましょうか。
店舗の二面はガラス張りです。
きっと、明るい店内になるのでしょう。
本の日焼け対策を考えないといけません。
耐震壁を入れることで発生するデッドスペースには、教員 × note × 本屋 という、ブタコヤの要素が詰まったギミックを配置します。
これについてはまたいつか、別で紹介します!
この建物、ありがたいことに、2階がございます。
階段がやや急なので、手すりを取り付けないといけません。
屋根をはずすと…。
2階には、まったいらな、広々スペースが!
ここは、壁を白く塗る予定です。
ギャラリーにもできるし、何かの投影をすることもできます。
読書会をするならここでしょう。
何かの教室だって開けちゃいます。
レンタルスペース的な機能をもたせようかしら。
これだけ地面があれば、ミニ四駆のコースだって置けちゃうかも。
と、いうわけで、模型の内部をご覧いただきました。
あくまでこれがベースです。
まだまだ考えなくちゃいけないことがたくさんあります。
模型ではピカピカの新築のような雰囲気がありますが、実際は「元呉服屋さん」だけあって、なかなかの歴史が詰まった長屋の建物。なかなかの年季が入っています。
実現までにはまだまだ長い道のりがあります。
でも、夢を形にしていくこの過程こそが一番の楽しみです。失敗したり、悩んだりすることもあるでしょうが、それも含めてチャレンジが始まります。
「古き良き建物の息吹を活かしながら、新しい価値を生み出す」というのは、あえてこんな時代に紙の本を大切にするというブタコヤブックスの理念に通ずるものがある気がします。
素敵な場所になれるよう、これからもひとつひとつ丁寧に進めていきたいと思ったのでした。
前回の話はこちら↓↓↓