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運気爆上がり激スピ本屋爆誕

新年、初の勤務。

退勤して、車に乗り込んだ。

何かが臭う。

おかしい。何かが臭うのだ。




運転席のドアを開け、足元の確認をした。

今日は久しぶりの雨が降った。

だから足元に、ちょっと泥がついていた。

異常はない。

ふたたび、乗り込んだ。




やっぱり、何かが臭う。

おかしい。何かが臭うのだ。

運転席のドアを開け、足元の確認をした。

今日は久しぶりの雨が降った。

だから足元に、ちょっと泥がついていた。




泥。

アスファルトの上しか歩いていないのに、泥。




泥。

泥じゃない。

―――フンだ!




どこかで踏んづけて、

気づかぬまま車に乗ったのだ。





最っっっ悪である!

2025年、大惨事からのスタート。

大惨事である。




あらゆる物を洗い、拭いた。

あまりに情けなく、腹が立った。

そんなときにたまたま父親に会ったもんだから、怒りに身を任せて愚痴をぶちまけたところ、



「運がつきましたな。」




という一言だけが返ってきた。

大きなため息をお返事として置いてきた。




そうこうしているうちに妻が帰宅。

「ちょっと聞いてくれよ」と、

同じように愚痴をこぼしたところ、




「運がついたじゃん。」





そうだこの人スピリチュアル!!

愛読書はゲッターズ!!!





だれかきちんと話を聞いてくれる人はいないものかと、いつもの古くからの友人にわざわざLINEをしてみたところ、










相談相手を間違えた。

w(草)まで生えとる。


3回目ともなると、

このくさは、くさとかけてるんじゃねえだろうなと勘ぐれるくらいには冷静なのであった。





なるほど。

正月シーズンにフンを踏んづけると、人は「運」で片付ける冷たい行動に走りがちだということがよくわかった。



ちくしょう、タダでは転ばないぞ、と。


まず、今日のnoteに書いて昇華させようと決めた。

次に、朝の会で笑い話として話して昇華させようと決めた。3年生は、まだまだこんな話、笑ってくれるはず。

最後に、踏んづけた靴を履いて、今年はまだおみくじをひいていないから、運がついたのか検証をしに行ってみようと決めた。



結果は、如何に。

乞うご期待。

つづく