インターナショナルスクールに通う私が思うこと: 日本の教育は変わるべき?
こんにちは!
私はタイのインターナショナルスクールに通う17歳です。
日々、多国籍な友達と授業を受け、自分の意見を表現し、討論する環境に身を置いています。そんな中で、ふと「日本の教育はどうだろう?」と考えることがあります。生まれは日本ではないですが、私も小学校の高学年まで日本に住んでいた時期がありました。公立の小学校に通っていたので、怒涛の中学受験の勉強も経験しました。^^;
この記事では、私の学校生活の経験を通じて、日本の教育と比べながら「本当に必要な教育とは何か?」を問いかけてみたいと思います。
考える力を育てる (Critical Thinking Skills)
インターナショナルスクールの授業では、必ず「あなたはどう思う?」という質問が飛び交います。答えは一つだと決めつけず、生徒それぞれの考え方、価値観によって異なるよね、ということの重要性、そして議論を通じて新しい視点や解釈を見つけることが求められます。自分の意見を持つことも重要だし、他の人の意見も取り入れて、柔軟は発想力を育むことが大切にされています。
一方、日本の教育では「正解」を求められる授業内容が多いように感じます。議論や、討論といった内容よりも、テストや受験での点数が重視されるため、生徒たちは勿論、先生も、「どうしたら効率よく答えを暗記すること」に集中しがちです。私が通っていた公立の小学校、そして塾でも、「暗記できる」=「頭がいい」に直帰していましたが、果たして社会に出た時、それは通用するのだろうか?と感じていました。
2.成績外での学び
私が通っているインターナショナルスクールでは、「サービス」といった課外活動が、成績と同じぐらい重要視されています。「サービス」を、一言で訳すと「課外活動」です。国連による17つのSDGsゴールと繋がる、環境、または社会により良い影響を残すための活動を言います。あまり上手に説明ができないので、私が活動しているサービスの具体例を挙げてみます。(汗汗)
前々からファストファッションについて興味があったのですが、環境への負荷や労働条件など、ファストファッションが引き起こす多くの問題について学ぶうちに、「自分も何かできないか?」と感じ、グループの設立に至りました。このグループでは、学校のコミュニティーからもういらない、捨てられる寸前の古着を寄付してもらい、新しいトートバッグやヘアアクセサリーに作り替えます。他にも、綺麗な古着は残しておいて、古着マーケットの開催もしています。
日本の教育において、勉強は教室内で完結しがちです。私個人の意見ですが、課外活動を通して培った経験は、授業で単に学ぶよりも何が価値があるように思います。単にコミュニティーに還元している、という達成感だけでなく、リーダーシップや問題解決力、そして社会に対する責任感を育むことができます。学校外での活動や実践的な学びの機会がもっと増えることで、生徒たちは自ら行動し、社会とつながる力を育てることができるのではないでしょうか?
終わりに
初めてブログという物を書いてみたので、これが他の人に読まれるのかもしれないのか、と思うと不思議な感覚に陥ります。( ´∀`) 勿論、日本の教育も素晴らしいし、どっちの教育の方が優れているのか、という話をしたいわけではありません。ただ、私はインターナショナルスクールに通うことで、「教育とは何か?」と深く考えるようになりました。
駄文ですが、もし一人でも最後まで読んでくれた方がいたら嬉しいです!
ありがとうございました!