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「限界を決めるな」―アニメとプロ野球から学ぶ練習の本質

今弾いている曲に、弾ける気がしない小節がある。
練習してもできる気がしないし、「無理かも」とさえ思ってしまう。

そんなことを考えていたとき、ふと思い出したのが、高校男子バレーを題材にしたアニメ『ハイキュー!!』に登場する月島くんだ。

(最近『ハイキュー!!』にどハマりしており、影響を受けまくっているが、私は10代ではない。いい年したオババである。)


「努力はダサい?」

月島は、何でもそつなくこなせるクールなタイプ。
努力を表に出すことをどこかカッコ悪いと思っている。
できるところはやるけれど、努力してまでやろうとせず、最初から「ムリ」と諦めてしまうことが多かった。

でも、そんな彼が変わる瞬間がある。

ちょうど『ハイキュー!!』シーズン2の中盤あたりで、月島は「自分で勝手に限界を決めるのはよくない」ことに気づく。

月島の変わる姿を見ながら、スポーツも音楽も「乗り越えるプロセス」は同じなんじゃないかと思った。

「きっかけ」を掴むまでの練習量

読書動画も好きな私は、ちょうど昨日、プロ野球の菊池雄星選手が読書について語っている動画を見た。

動画の中で彼は、『GRIT(やりぬく力)』という本を紹介しているのだが、上達には「やり続ける力」が大事だと言っていた。

そして、成長は徐々にではなく、ある瞬間にいきなり訪れるのだと。

「きっかけを掴む瞬間がある。それを掴むために練習する。」

上記動画より

さらに、彼はこうも言っていた。

「100回素振りして疲れる選手よりも、1000回素振りしても疲れない選手の方が、きっかけを掴むチャンスが増える。」

上記動画より

つまり、ただ闇雲に練習するのではなく、「きっかけを掴むために練習する」ことが大事。

そういえば『ハイキュー!!』でも、主人公の日向は、そういうスタンスで常に練習に向き合い、上達している(アニメの話だけど)。

月島も、自分の弱さに気づいてから、課題を意識して練習を熱心にするようになり、きっかけを掴み始めている(アニメの話だけど)。

もうちょい粘ってみる

「どうやったらできるようになるか?」を考えながら、繰り返し練習する。

その先に、ふと「できる瞬間」が訪れるのかもしれない。

大事なのは、「きっかけ」を掴むまでやり続けることなんだろう。

主人公の日向が、今の私の状況だったら、「絶対、弾けるようになってやる!」と練習するだろう(だから、アニメにハマりすぎ(笑))

『ハイキュー!!』にどハマリしているオババは、アニメを見ながら、エレクトーンの練習を地味にコツコツ、前向きに練習している。

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