無人本屋の性善説に基づいた人のつながりのあり方
東京武蔵野市で無人古本屋を運営している中西です。
無人古本屋を訪れてくれた方から、手紙を頂きました。無人で運営しているため、お客さんが私に何かを伝えようと思うと、手紙かメールで連絡をいただきます。
嬉しいことに普段、週に1人か2人の方からいただくことがあるのですが、今回の手紙は読んでいて目頭が熱くなるぐらい嬉しいものでした。
「世の中がますます効率化が求められ、人を信用しない仕組みで形づくられていく中で、このような性善説に基づいた人のつながりのあり方はちょっとボクの心の中のトゲを抜いてくれた気がします。ありがとうございます。」
特に、「ボクの心の中のトゲを抜いてくれた気がします」という記載のところでは、本当に続けてきてよかったと、何度も読み返しました。
この無人古本屋さんは、儲けようと始めたわけではなく、性善説の取り組みが成立するかという社会実験のような挑戦でした。
本屋に対して、このような受け止め方をしてくれたお客さんがいてくれたことで、僕自身が勇気づけられました。メッセージをくれた方に感謝です。
お客さんが見られた動画は多分こちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20181026-00000054-nnn-soci