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はじめまして、朗読する夏子です

はじめまして、関西弁で読む日本文学、朗読する夏子です。
本日からYouTubeに朗読の動画投稿を始めました。
朗読する夏子として活動を始めるにあたって、
自己紹介をしたいと思います。

①活動を始めた理由

私は物心ついたころから本を読むことが好きでした。
始まりは、頻繁に母が読み聞かせてくれた絵本や、
一生懸命ノートに書いた感想に、大きな花丸と金のシールを貼ってくれた
小学校の先生の国語の授業だったと思います。
学校では短い休み時間を惜しんで、本の世界に浸っていました。
物語の中で冒険し、登場人物たちの感情を共有する時間は、
私にとってかけがえのないものでした。

しかし、社会人になってからは、日々の忙しさに追われ、
気づけば読書に費やす時間が減っていました。
代わりに、スマホでゲームをしたり、
動画を流しながら過ごす時間が増えていきました。
図書館で本を借りても、読み切る前に返却期限が来てしまうことがほとんどでした。

そんな日々に何か物足りなさを感じるようになりました。
私が心から好きで、この先も楽しんでいけるものはなんだろうかと考えました。
「もう一度、あの本の世界に戻りたい」
「そして、この楽しさをもっと多くの人と分かち合いたい」
そう思ったとき、朗読という形が頭に浮かびました。

②活動の目的

朗読する夏子が目指すのは、日本文学をより多くの人に楽しんでもらうことです。
私が好きだと思う作品を読んで、それが誰か一人でも他の人に届いたら、
その人が日本語の音や言葉を楽しむきっかけになるのではないか、
そうなったら嬉しいなと思って活動していきたいと思います。

③コンテンツ内容

YouTubeでは青空文庫でアクセスできる日本の近代文学を中心に、
作品を朗読する動画と、感想を挟みながら朗読の練習をする動画を投稿する予定です。
週1-2回の投稿を目指します。
朗読と練習の動画のどちらも、聞き流して楽しんでもらえるように作るつもりです。
通勤時間や寝る前の時間、作業中のBGMとして聞いてもらえる動画にしたいです。

XではYouTubeでの活動以外にも、私が読んだ本についてや、
その他、とりとめのないことも投稿していこうかと思っています。
このNoteはXやYouTubeを補足する形で運用していくつもりです。

④夏子のルーツ

私(朗読する夏子)の名前は、三島由紀夫の「夏子の冒険」からつけました。
私が高校生の頃に初めて読んで以来、ずっと好きな作品の一つです。
三島由紀夫の著作権は2040年まで保護されているので、
私の長期的な目標は、著作権保護期間終了まで朗読を続け、
「夏子の冒険」を自分の声で読むことです。
その頃には、朗読も少しは上達していればいいなと思っています。

現在は標準語圏で長く生活しているのですが、
母がいわゆる「関西弁でしか話せない人」だったので、
家ではずっと関西弁を浴びて育ってきました。
自分では標準語を話しているつもりでも、
文末のイントネーションが標準語ではないと指摘されたことがあり、
「私はきっと、相当訓練しないときれいな標準語が話せないな」と感じています。

朗読について調べると、まず正しいイントネーションで話すことが前提とされています。
そのため、私は朗読に向いていないかもしれないと思いました。
しかし、一度声に出して、関西弁を隠さずに物語を読んでみると、
普段あまり使っていない関西弁に懐かしさを覚え、
また、小さい頃に母が寝る前に読み聞かせてくれた物語を思い出しました。
「ああ、これが私の本好きの原点なのだ」と気づいたとき、
どうせなら関西弁のまま朗読をしていこうと思いました。

⑤今後の展望

まずは30分程度で読める作品の朗読を続け、
声で読む体力をつけようと思います。
自信がついてきたら、もう少し長い作品にも挑戦していきたいです。
動画の編集やイラストの作成も、投稿を続けながらレベルアップしていくつもりです。

また、一人でも多くの人に聞いてほしいので、
日本語を勉強している方にも楽しんでいただけるように、
字幕を付けたり、日本語の表現を味わうアイデアを考えていきます。

⑥最後に

Noteをここまで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、YouTubeの朗読も聞いていただけると嬉しいです。
よければ、あなたの思い出の一冊もコメントで教えてください。

チャンネル登録やフォローをしていただけると嬉しいです!
YouTubeのリンク: https://youtube.com/@bookreading-natsuko
Xのリンク:https://x.com/bookreadnatsuko


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