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【本棚#1】SF小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー
★★★★★(星5つ)
上下巻イッキ読み!!
これはむちゃくちゃ面白かった!!
ぜひ楽しんでほしいので紹介したいんだけど、大問題がひとつ……
内容について、何ひとつ話したくない(笑)
シリアスな中にもコミカルなやりとりにクスッとしちゃうのは『ロボット・イン・ザ・ガーデン』っぽく、
絶体絶命のピンチが怒涛のごとくおしよせる後半のジェットコースター展開は『半沢直樹』のよう、
『三体』と同じくらい面白くて、『三体』の数倍読みやすい!(登場人物も少ない!笑)
そんなSF小説♫
と言っても、読んでない人にはちんぷんかんぷんですね(汗)
内容について言えるのは……
宇宙ものだよ〜
ロケットだよ〜
以上。
情報、少なっ!!(笑)
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を100%楽しむための3ヶ条
✔︎オビ、読むべからず
✔︎あらすじ、読むべからず
✔︎ロケット図があるけど見ない
じゃあ、どうすればいいのか?
前情報なしで、いきなり本文を読んでください!!
とは言え、あまりにも前情報がないのも手にとりにくいと思うので、冒頭の1行だけ紹介しちゃいます。
この超絶面白いSFは、こんな1行からはじまります。
「二足す二は?」
答えは「四」に決まってるじゃん。
と思うけど、予想外の展開でいきなり好奇心全開です。主人公の一人称で語られていくので、主人公の見ているものだけ、主人公の考えていることだけしかわかりません。これが上手い!面白い!
自分が主人公になった気分で物語世界にダイブ。自分ごととしていきなり謎にまきこまれます。
ここはどこ?
今はどんな状況なの?
なぜ自分はここにいるの?
そして、
自分はいったい誰?
心をわしづかみにされます。
ひとつ謎がクリアになるたびに衝撃の展開。それだけでもほんとうに面白いんだけど、上巻の真ん中あたりで、
マジで衝撃の展開!!
これは本当に想像してなかった。
そう来たか〜〜
一瞬も飽きることなくラストまで駆け抜けたんじゃないかな。もうちょっと違うラストもあるかなと思わなくもないけど、充分でしょ!!大満足♫
なんの紹介にもなってないけど、いやあ読んでほしいな。
本を売らない本屋さん
くっきー🍪
追伸。
この本をカフェで読んでたら、いろいろシンクロがありました。その話は↓