【本棚#4】『新訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス、本田健 訳
★★★★★(星5つ)
イッキ読みしちゃう本はたくさんあるけど、そのまま2回目も熟読したい本は数年に一冊。これはまさにそんな本です。
「引き寄せの法則」は間違っていた!?
「引き寄せ」って言うと、自分はその場から一歩も動かず、ほしいものを自分のいる場所に引き寄せるようなイメージないですか?
ほしいものを自分のところに引き寄せようと試み、思うように引き寄せられず挫折した「引き寄せ難民」数知れず(笑)
同じ波動のものを引き寄せるらしい。
ほしいものはちっとも引き寄せられず、ほしくないものを引き寄せちゃうってことは波動が低いってこと?
レベルが低い人間って言われてるようでへこむな。引き寄せの法則からダメ出しされてる(汗)
波動を上げなきゃいけないの?
(そもそもどうやって?)
人としてレベルを上げないといけないの?
なんかメンドクサイ……
めでたく引き寄せ難民確定。
ところが!!
「引き寄せの法則」は間違っていた!!
自分は動かず、ほしいものを自分のほうへ引き寄せるものではなく、
自分とほしいものがお互いに引き寄せ合うもの。
「引き合いの法則」だった♫
一方的に引き寄せると考えると、ちょっと自己中な感じもするし、ちょっとシンドイような感じもする。お互い引き合ってると考えるほうが優しい感じがします。
引き寄せ(引き合い)は、発動したり、停止したりするものじゃない。24時間365日はたらきつづけている!!
自分の状況を見ると、自分がどんなものと引き合っているのか一目瞭然。それが良かろうが悪かろうが、あなたと引き合ったもの。世界は常にあなたにとって最適化されています(並木良和『「最適化」の世界』もオススメ本です!)
引き寄せられる人と、引き寄せられない人がいるんじゃない。ほしいものを引き寄せてる人と、ほしくないものを引き寄せてる人がいるだけ。
あなたもちゃんと引き寄せてました!
おめでとうございます(笑)
では、どうすれば、ほしいものと引き合うことができるのか。知りたいのはここですよね。
カンタンです。
「引き寄せの法則」は、ほしいものを引き寄せるものじゃなく、思考したものを引き寄せるというシンプルな法則。
ほしいものと引き合ってない人は、ほしいものを思考していない。
ほしいものを思考するものの、次の瞬間には「ほしいけど難しい……」とか「ほしいけど私にはムリ……」と、ほしくないものを思考しちゃう。
いちいち自分の思考をチェックするの大変です(人間は一日に何万回も思考してるらしいからね)
そこで、ポイントになるのが、
感情!!
感情は2つしかない。
心地よい。
心地わるい。
心地わるいときは、ヤバーーイ!!
ほしくないものと引き合ってますよ。
心地よいものを思考しましょう。
感情チェックで、ほしいものを引き寄せ(引き合い)ましょう。
とは言え、、、
✔︎戦争についてはどう考えたらいいの?
✔︎悪人に抵抗しちゃいけないの?
✔︎不安や心配になったときはどうするの?
✔︎過去のトラウマはどうすればいいの?
✔︎他人のネガティブに影響されない方法は?
✔︎他人を変えることはできるの?
などなど気になりますよね。
すべて本書に答えが書いてます(笑)
イッキ読みしたときは、なるほどーとサラッと読めたけど、2回目は疑問だらけ、不思議だらけ。より深く読めます。何回でも楽しめる一冊ですね。
本を売らない本屋さん
くっきー🍪
追伸。
エイブラハムは宇宙存在(宇宙人?)です。
もともと「エイブラハムとの対話」を本にしたのが本書です(もともとは英語)。
本書のオーディブルは朗読じゃなく、エイブラハムとの対話がそのまま音声で聴けます!!
英語もたいして聴けないのに、エイブラハムの話を聞いてるとなぜか鳥肌。うまく言語化できないけどすごい気がした。宇宙人との対話に興味あれば、ぜひチャレンジしてみてください。