読書メモ：心理的安全性のつくりかた
よく売れている。アカデミック側の本で、こんなに売れるのはなんでだろう。ビジネスの方での露出が大きいのかな。研修とかもお忙しそうなのは本が先か、テーマが先なのか。ビジネスキーワードとしてかなり大きめのトレンドになったのに本書の存在が一役買っているのは間違いないと思うけど。
内容は、心理的安全性の作り方が書かれていた。そりゃそうなんだけど。全部が斬新な方法というわけではなく、コミュニケーション の本やリーダーシップの本に書いてあるようなことも多い。新しいのは組織として導入するには、というアプローチで説明されていることだ。
心理的安全性が確保されている状態は、風通しがいい、とか信頼しているとか助け合うとか色々イメージできますが、これをリーダーの責務ではなくそのような風土にみんなでしていくには、というマネジメントの議題であることを示していて、僕もそっちの方が健全な考え方だと思います。
だけどマネジメントの本の顔をしていたらこんなに売れなかったよね。チームビルディングとか組織改革的な言葉がカバーで強調されてたら多分こんなにいってないんじゃないかなー。ビジネス注目バズワードとして手に取りやすかった。うまあざとタイトルだと思ったです。
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