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【保育記】世界一思いやりのあるクラスを目指して気を付けていたこと。
振り返ると、最後に見たクラスの子は特に、本当に思いやりがあって、大人でした。
親ばか、、、ではなく、担任ばかかもしれないけど。
どの子も本当に思いやりがあって、人への愛に溢れてて、感受性豊かで、自分たちで何でも考えられて、、、。
思いやり×やる気でクラスが回るので、担任がいらないくらい。
私のクラスの子が一番すごい!!とか思っちゃう。
あぁ~ほんっとにかわいかった(´・ω・`)♥
ちなみに担任、卒園の3カ月前に(冬休みに)「もうすぐみんな卒園しちゃう~寂しい。みんながいなくなったら頑張れない」と泣いたくらい、そのクラスを溺愛していました(笑)
思いやりのあるクラスへ
で、なんでそんな思いやりのあるクラスになったかというと、、、
もともとのその子達の性格やいい家庭環境もあるけど、それプラス担任も気を付けていたことがあります。
それは、
・子どもといえども、一人の人間!だからこっちが大人だからってあんまり上からものを言わない!(もちろん強く言わなきゃな時もあるけど。)
子どもに対して尊敬できることもいっぱいあったし。
・あとは怖い言葉が飛び交うクラスにならないでほしい。優しい言葉を使ってやりとりできるようになってほしいっていう思いから、かける言葉には気を付けてた。というか、意識してました。
ことばかけ
当たり前!といわれたらそうなんですが、、、
・ただの「ありがとう」ではなくて、「○○してくれてありがとう」で自分のやったいいことを意識できるよう促す。
・「○○してくれたんだね!嬉しかったよ。助かったよ。」で自分の行動で喜んでくれた、という自信と喜びに繋げる。
・子どもにも気持ちがあるので「○○して!」ではなくて「○○してもらってもいい?」「嫌じゃなかったらお願いしてもいい?」って確認してから頼む
・「助けてくれるひといないかな?」で、自分でやりたい!って思ったときに動いてもらう
・「前これできたんだから、大丈夫だよ!できる!」で自己効力感に繋げる
あと、絵本も読めるときは毎日のように読んで、気持ちの部分、言葉の使い方について、自然にどうしたらいいかな~って考えてもらえるように促してたかな。
素敵すぎる子どもの発言
そんなことを重ねた結果、というか、子どもたちがすごかっただけなのかもしれないですが、
「〇○してもらっていい?」「先生、何かお手伝いすることある?」
「○○ちゃんに、○○教えてあげたい!」「いま○○くん、困ってるから行ってくる!!」
「○○やっておいたよ!」
「じゃあ、ぼくこれやるから、○○ちゃんはこれお願い!」
「○○くんがこうなったのは、こうだからじゃないかなぁ?」
「○○くん、あれできたんだから、これもできるよ!」
なんて言葉がでてくるように!
思いやりの気持ち、すごいですよね!?優しさに溢れてますよね!?
もちろんトラブルが起こらないわけじゃないけど、自分のことだけじゃなくて、人のことも考えられる子が多くいました。
そして、自分の役割、自分たちでできることが分かってるから、ほとんどのことを自分たちで考えて決定まで!
大人顔負け( ゚Д゚)
さいごに
幼稚園・保育園って、人生で最初の集団生活だし、そこにいる大人は、家族以外の大部分を占める大事な人的環境なんですよね。
それに、子どもがいっちばん吸収する時期だし。
(いま、何でも問題になるっていうこともあるから余計に。)
だからちゃんと「こうなってほしい!!」って一年の最初に決めて、それを子どもたちと一緒に意識し続けられたら、いいクラスに近づくのかもしれない。
先生の言葉かけでプラスになったら、思いやりのあるクラスを作れたら、、、
自分も、大好きな子どもたちも、もしかしたら子どもから伝染して保護者の方たちも?きっとハッピーになれるはずだと思います!!