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幸せになるのも案外怖いということ
本山は現在「You幸せになっちゃいなよ!」の練習中なのです。
これは、勝手に本山が自主開催してるプログラムなんだけど(ジャニーさん風にすると周りから進言されてる感じでいい)2ヶ月目にして進捗いい感じ。
「うむ、私は幸せでいいんだ」と自分で自分に思えるようになった。そして、幸せを感じることにブレーキをあまりかけずに過ごせるようになった。
2ヶ月前、私にとって衝撃的な出来事があった。
人手不足を理由に福岡からスタッフが名古屋に1ヶ月間ヘルプで来てくれた。
その人は昔、ディズニーランドのスタッフをしていた方だった。「ディズニーミュージックで何が好きなのか?」みたいな話になって、休憩時間にバックヤードでオススメ曲を聞いた。
物凄いハッピーに耐えきれなくて途中でしんどくなった本山
たしか20分くらいある曲だったんだけど、飽きたのではなく「ディズニースーパーハッピーオーラ」に飲み込まれてしんどくなって辞めた。
その後、落合陽一の日本の制度バッシングするセンシティブなブログ読んで気持ちを下げて、中和させてる自分がいた。
ディズニーのハッピー感は私の心のキャパでは許容できないと知る。激震が走った。
「私って淋しい奴なのかもしれない…」と。
だって、みんな前のめりでディズニーランド行きたがるじゃん!みんなはディズニーを心に飼うことができるのに、私にはそれができないなんて!
(そもそもディズニーより、ディズニー行く前の京葉線の方が楽しい鉄ヲタ本山)
26年間中、10年間は自己否定して生きてたのでデフォルトのハッピー値が低い本山
これを機にすごーく幸せについて考えた。
すると比較的早い段階で見えたことがある。
「そもそも自己否定してた期間長すぎて、幸せを感じることに慣れてないんじゃね?取り扱い方よくわかってないんじゃね?」
現在、26歳の本山。10歳の時〜12歳くらいまでは自殺願望があって、死にたいけど死ねないから生きてる抜け殻だった。精神的におかしくて家で突然吐いてた。住んでるマンションの13階から飛び降りようと柵に足を何度もかけていた。でも怖くて飛び降りれなくて、この世に絶望して号泣してた。
懐かしいなぁ。あれ以上辛い日をそれ以降体験していない。そして、これからもあんな辛い日々はないと思う。
14歳〜20歳までは、死にたいと思ってしまった過去の自分とその原因(明確に自殺願望を抱くキッカケはあった)に対して自分を責め続けていて、自己否定の渦の中生きていた。精神的に脆くなると強迫性障害の症状にも悩まされていた。
心が八つ裂きになって、自己放棄気味の自分を救い出してくれた大人が3人いた。叔母さん、2人目の彼氏、犯罪心理学のゼミの先生。
立ち上がったのは私自身かもしれないけど、人は人によって救われると感じた。
つまり、10歳までのほぼ記憶がない幼少期と21歳〜26歳の5年間しか、健全な精神状態じゃなかった!
「そりゃ、私にとって”幸せ”って、そもそもめちゃくちゃハードル高いよなぁ」と腑に落ちる。
だって、不幸せ→普通→幸せという流れがあるなら、当時は普通に過ごすこともままならなかったから。不幸せからの幸せの飛び級はムズイ!
うーん、これはしゃーない!!!
幸せを受け入れる練習をするの巻
人は3週間くらいで習慣化する、的なのを聞いたことがある。よし、まずは「私は幸せになってもいい!」と受け入れよう!という低めのハードル設定して生活する。
日記に「幸せだった」とか「心が穏やかになったし、それでいい」とか書いてた気がする。
幸せを望むけど幸せになるのにも勇気はいる
でも、時々勇気が必要になる。
「え、幸せになりたいのに、こんなにハッピーでいいの?!」とか
「このハッピーなくなった時、辛くない?」とか
想像以上のハッピーが舞い込むと「ホンマにホンマに?え、どうしよう(パニパニ)」となる。
エヴァで「人間にはホメオスタシスが機能するから恒常性を保とうとするのよ」とリツコが言ってた。
なるほど〜幸せを人は望むのに、ビックなハッピーがやってくると平均的な気持ちの振れ幅から大きく逸脱するから本能的にパニパニするんだなぁと。
エヴァから人間の生態を学ぶ本山!
そして、人間って複雑らしいから、私も複雑でいいやと。前向きな諦め。
幸せになりたいと願うのに、手にするのがどこかで怖いという(結婚とかも、私はどこかで怖いって思ってしまいそう)なんかそんな曖昧で掴めない感じも人間らしくていいのか、とも思う。
幸せウェルカム!に徐々になれてきた
タイミング的にコーチングを自分が受け始めた時期と重なるのもあるけど、いい感じに自分が仕上がってきている。私も幸せでいいんだー!ってなってる。10年前の絶望の中生きている私に、今の私を見せたい。
職場に過去の私みたいな方が1人いる。
私以上に幸せになるのをどこか恐れているような方。この方もどこかで幸せを自分で認められたら嬉しいなぁ…という視点で見ている。(なんやそれ)
さて、風呂入ってゆるゆるしますか。