一般論としての憲法と、憲法改正が必要な理由

一般論としての憲法とは

本来的に不完全な人間が歴史の曲がり角のような大混乱かつ敗戦の中で急いで作った憲法がそもそも完全であるはずがない、なので憲法自体が96条で改正を予定している。しかし内容としては「憲法改正には各議員の3分の2以上の賛成で国会が発議し、国民投票か国会の際に行われる選挙の際の投票にて過半数の賛成を必要とする」であるため、安倍元首相はこの高すぎる改正のハードルを下げようとしている。ちなみにアメリカでは憲法改正のハードルは日本よりも高いが、すでに30回近くも改正されているため、条件が厳しいから憲法改正できないとも言い切れない。また、六法が「国家が国民を管理するための法律である」ことに対し、憲法は「国民が国家の権力乱用を防ぎ、国家に正しく権力を使わせるための法」であるため、憲法を守るぞーと国民が主張するのは少しおかしくて、国家権力に憲法9条を守らせるぞーが本来は正しい。

憲法改正が必要な理由とは

憲法の成立過程にそもそも問題があり、GHQ占領時に急ごしらえで作られたから。②作成時には想定していなかった環境権・個人のプライバシー侵害に対する権利が盛り込まれていない(今は間接的に根拠にできる既存の条文を理屈を作って解釈しているにすぎない)。そして北朝鮮や韓国や中国やロシアとの領土問題が大きくなってきたことに対する自衛軍保持を明記すべき。③日本国民が書いていくべき。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?