「旗を立てる」生き方は素敵である。


はじめまして。人間を科学している大学三年生のぶっくまーくと申します。初めてnoteの投稿するので読みにくいかもですがご拝読いただけたら。


10/31 ハロウィンの日、SENQ霞ヶ関にて「アパレル界のイノベーターに学ぶ『旗を立てる』生き方」のセミナーに参加してきました。

登壇者は一般社団法人ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション名誉会長 尾原蓉子さんと、株式会社ウツワ代表取締役 ハヤカワ五味さんのお二方。

今回のセミナーのテーマは「アパレル界のイノベーターに学ぶ『旗を立てる』生き方」ですが、アパレルや服飾に関しての学がないため、お話のなかでも女性のキャリア・働き方についてをまとめていきます。

・旗を立てる生き方とは
 →自分の軸を見つけること (軸:目的を持つ)
・女性が意思を持って働く意義とは
 →主体性をもつことが大切
・就活の大切な軸とは
 →自分と会社との軸の合致、2レイヤー上から見てみる
・プロフェショナルに働くとは
 →プロには5つの条件がある、プロは仕事を選べる
・目的(purpose)の重要性とは
 →目的≒信念 得意・強みを極めて自信をつける

・旗を立てる生き方とは?

旗を立てる:自分の軸を見つけること、purpose(目的)を持つこと

「就活の軸を見つけろ」
これは大学三年になってから就職課の方に再三言われてきたことです。でも頭のかたい私は「軸ってそもそもなに?結局やりたいこと?」といまいち軸について理解してませんでした。

「好きを仕事に」なんて言葉がありますがhobbyとしての好きではなく、興味を持てること、嫌じゃないこと、過去に時間を忘れ没頭したこと、褒められたことなどを仕事における「好き」だそうです。「好き」な仕事の方が嫌でやらされる仕事よりも吸収力が良いのは誰でもそうですよね。それを突き詰めていくとやがて軸になる、旗を立てることになるそうです。

しかし、旗を立てるうえで重要になるのが「一度立てた旗なら簡単に折れるな、折れるぐらいの旗なら立てるな!」です。立てた旗は自分の軸、目的、信念であるため、簡単に折れてはいけません。だからこそ揺らがない旗を自分の中に立てて生きることが大切なんだと感じました。

・女性が意思を持って働く意義とは?

尾原さん、ハヤカワさん共に「自分の力で生きていきたい、能力を生かしたい」というご意見がありましたが、これからの社会ではこの考えなしでは生きていけないと考えています。

大学の講義で「会社員(飼い社員)時代は終わった」というお話を聞いたことがあります。終身雇用は崩壊し、一つの会社にずっと飼われる保証がない現代では自分で生きていかなければいけません。

”Control your destiny or someone else will”
”自分の運命をコントロールせよ、さもなくば誰かにコントロールされる”

女性だけでなく誰もが主体性をもって働くことはこれからの社会では必要不可欠といえます。

・就活の大切な軸とは?

これは私が事前にさせていただいた質問です。

ハヤカワさんの「自分と会社のやりたいことが違うと両者とも不幸になる」という意見は、ミスマッチが原因で会社を辞める新入社員が多いことと繋がっていて、これは採用してくれた会社に失礼だと思います。そのため企業研究はもちろん、自分のやりたいこと、軸について言葉で伝えられる力が必要だとハヤカワさんに教えていただきました。

尾原さんは「何がやりたいのか、その会社でどう活躍したいのか、どう役に立てるのかを描くことが大切。そして2レイヤー(上司の上司)の視点に立って自分を見てみるといい」というアドバイスをいただけました。意味のない仕事なんてなく、それがどういう意図で自分に回ってきているのかを考えれば、上司の意図が分かり何が求められているのかが理解できるため、これからの人生で大切にしたい考え方です。

・プロフェショナルに働くとは?

従来の給料は時間への対価でしたがその時代はもう終わります。これからは能力への対価になります。

尾原さんが挙げた5つのプロの条件を紹介します。
1.お金をとれるほどの専門スキルがある
2.プロとしての自負がある
3.絶えず研鑽する
4.自分の立ち位置を理解する
5.謙虚である

これらができるのがプロだそうです。プロはその人にしかできない仕事ができるため、仕事が選べます。仕事が選べると、ライフスタイルを優先できます。ライフスタイルを優先できると仕事にも活力、主体性が出ます。つまり、自分らしく社会で生きていくにはプロになればいいんです!

また、プロになればどこへ行っても使える能力があるということです。会社に飼われなくてもいいんです。起業することも違う企業へ行くこともできる、つまり選択肢が増えるんです。

ただし、プロになることは容易ではないし責任も大きくなるためそれも考える必要はあります。

・目的(purpose)の重要性

尾原さんが何度も繰り返しおっしゃっていたpurpose(目的)。これには尾原さんの経験が大きく関わっていました。

尾原さんは人生で2回大きな衝撃を受けています。1回目は「男は物理、女は家庭科」と高校時代に分けられたことです。この経験から「女でもやってやる!女にしかできないことで鼻を明かしてやる!」というpurposeができました。

2回目はアメリカで言われた「That's so different」という言葉です。日本では人と違うことは良くないように捉えられがちですが、人と違うことは強みでもありそこで何ができるか、そこにpurposeを見出しました。それが全部が60点じゃなく、20点があろうが80点を伸ばすことが重要で、極めることで自信がついていくのです。

終わりに

社会で活躍する女性お二方のお話を聞くことができてとても充実した時間を過ごせました。就活に関しての意見、アドバイスをいただけたことが個人的にはとてもありがたかったです。私はこのようなセミナーに参加するのは初めてで、もっとお堅いものなのかと思っていましたが、気軽にお話を聞ける場だったのがすごく心地よかったです。また今後もこのようなセミナーがあったら参加させていただきたいです。

尾原さん、ハヤカワさん、そしてnote、日経電子版の方々ありがとうございました。

最後に素敵なグラフィックレコードを載せさせてもらいます。(キレイに撮れなかった、、)

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