予算とかあってないようなもの ―28歳Leicaに憧れる―
今日は申し訳ないぐらいに,カメラのことが頭から離れなかった.
なんとなく買おうとしているメーカーは決まったけれど,今までのメーカーから乗り換えようとしている故,勝手が分からない.
とりあえずレンズ付け替えも面倒だし,コンパクトに持ち歩きたいから,
性能の良いコンデジにしてしまおうかと値段を見てみると15万円...
コンデジとはいえ,侮ってはいけなかった.
APS-Cのセンサーを搭載していたらそうなるのか...
そこまで出してしまうなら,いっそのことミラーレス一眼を買ってしまおうかなんて探し始めてしまう.いいなと思ったものの値段を見ると,ボディだけで20万.レンズキットで25万.
...高い.でも後の使用用途を考えると自由度はある.10万の差額も実質ちゃらになるのでは,と当初の”コンパクトに持ち歩ける”の目的を無視.
無駄に選択肢を増やしてしまった.
どうするか.様々なカメラメーカーや機体を比較した記事を読んでいると,ふと現れたのは”Leica”の文字.
”Leica”.聞いたことはあるけれど,私たち世代にはあまり馴染みがない.
それなりに値段がしたというのと,ちびまる子ちゃんのたまちゃんパパの愛機という記憶ぐらいである.
折角なので調べてみた.........うん,高い.
よく”ピンキリ”なんて表現を使うけど,Leicaのキリは私の中のピンである.
でもLeicaの紹介記事を読んでいくと,国内メーカーの大量生産とは異なり,1つ1つ丁寧に作られている印象であった.
コスパも大事だけれど,ストイックにものづくりと向き合っていて,雇用も守れているのは,ポイントが高い.そうゆう企業はついつい応援したくなってしまう.
そしてなんと言ってもデザインが素敵.機体によって古き良きカメラという感じのもあるし,カメラという感じをあまり思わせないものもあった.
ライカQ2なんて,あまりカメラ感を強く打ち出していないほうだと思う.
私が現在の一眼レフから買い替えたい理由の一つとして,被写体側に圧迫感を与えてしまうというのもあった.あまりにもレンズ含めがっちりしていると,バズーカを向けられているように思えてしまう.だからこのLeicaのデザインは私的にどんぴしゃであった.
いいな.いいな.
でも私,始めの15万円のAPS-C搭載コンデジでも渋っていたのに,なんで60万円のフルセンサー搭載コンデジを検討しようとしているのだ.給付金の10万円を使ったところでごまかせない額ぞよ.
こうやって当初想定していた予算からどんどん値段が上がっていく.
私あるあるである.
でもタフな機体だから,この先もずっと一緒にいられるかもしれない.
こんな幸せなことないんじゃないかなって思ってしまうのだ.
とりあえずLeicaの作例が自分の好みであるか,そして今度もらえる(はずの)ボーナスと相談だ.
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