仕訳は切るな!計算用紙はフォーマット作れ!!
おはようございます
こんにちは
こんばんは
さて、表題見てなんやこれ?って思った方は多いと思います。
私も初学者時代の時は何言ってるんだ?って同じく思います。
日商簿記1級の問題を見たことはありますか?
日本商工会議所では第158回〜公式HPでも掲載されてます。特に商業簿記の問題を見てほしいと思います。
これまで2級受験されてきた方々は1個ずつ決算整理仕訳を計算用紙に書いていたと思います(ほとんどの人は)。分量も少ないので問題ないと思いますが、1級は見開き1ページに決算整理事項等が書いてあります。これ全てを1個ずつ仕訳していったら時間が足りません。
じゃあ、どうするのよ??
頭で仕訳、電卓ありきで計算
フォーマット(下書き)を作る
この二つだと思います。
ただし、仕訳の量が多かったり複雑なものは仕訳しても構わないと思います。
例えば自己株式の処分による処分差損益の処理、合併、為替予約(振当処理)、固定資産の取り替えなど。個人が苦手なものは仕訳してもいいと思います。
また、連結修正仕訳に関してはタイムテーブルと共に成果連結部分は仕訳してもいいと思います。ただし、1個の仕訳で30秒〜1分以内でできるようにトレーニングすること。
私の場合はフォーマット重視にしていました。
日商簿記1級の場合、ほとんどが金額算定なので仕訳間違えていても金額があっていれば正解です(論点理解としては✖️なのでしっかりと学習は必要です)
ここで一例として第157回日商簿記1級の商業簿記を解いた際の計算用紙です。
社債、リース、資産除去債務、ストックオプション、ソフトウェア、為替予約はタイムテーブルでそれぞれ金額(P/L項目もB/S項目も)が算出できます。
また、退職給付はT勘定、減損会計は表を用いて作成していました。
この回は商品周りの問題が非常に厄介なので後回しです(別な記事でまた何か書きます)。
また、商業簿記のケツの方にある法人税や経過勘定とかは仕訳切らずとも電卓で計算もしくはそのまま金額を移すだけなので計算用紙は不要ですね。
また、1度にまとめて決算書を埋めるのではなく1論点ごとに埋まるものを計算できたら次々に埋めていく方法が望ましいです。
例えば、決算整理後残高試算表が解答要求の場合
①資産除去債務なら
資産除去債務の対象となる固定資産
減価償却累計額
利息費用
資産除去債務
②セールアンドリースバック取引
前払費用(経過勘定を加減)
リース資産
減価償却累計額
リース債務(流動、固定)
長期前受収益
③社債
社債
社債利息
その他、定時分割償還とかの場合は償還損益など
特に固定資産は解答要求多いため結構埋まります。
自分がこれから解く論点を集中して計算して、求まったらすぐに解答用紙に転記。そうするといつのまにか埋まってますし、時短やら計算漏れが少なくなります。
金額が動けば、その都度計算数値を変えればいいだけです。