はじめまして 図書空間スタイリストです
自己紹介
図書空間スタイリストの道高千尋です。どうぞよろしくお願いします。
と名刺を出すとほぼ間違いなく
図書空間スタイリスト!初めて聞きました!
と言われます。(よっしゃ。好奇心掴んだぞ 笑)
はい、そうなんです。インテリアの中でも特に本棚やオープンシェルフに特化したコーディネーターです。今、2校で学校司書もしていて子供たちの本の好みや読書傾向もリアルに把握しています。予備校で模試採点にも関わっているので受験にもつよいですよぉ~!
えェッ~!?何者ですかぁ!?(営業トークではありえない素の驚愕)
ふふっ。何でもやりますよお(覚えて下さったかしらぁ)
という風に得体の知れないインパクトを与える肩書を師匠につけてもらい、私の営業は始まります。
私のインテリアとカラーの遍歴
インテリア。遡ればすでに小学生(1980年代)の時から自分の部屋を好みに改造していました。そのころ、女の子用の品で一番豊富にアイテムがあったのがピンク色の小物や布です。九州の田舎でしたので子供が一人で買いに行けるわけもなく、親に頼んで買ってきてもらうのですが、「ピンク色がいい」とさえ言えばそれなりに色調が揃った物を買ってきてくれます。
まちがっても「スモーキーブルーが良い」とか「ライラック色のクッションが欲しい」なんて言ってはいけません。「こんなのがよかったとよね!」と不思議な顔をされながら納戸色(強い緑みの青)とか風呂敷のような杜若色の座布団をお土産に手渡されてしまいます。実話です。
私の部屋はカーテンからカーペット、ベッドカバー、スリッパ、手作りのパジャマ入れ、テーブルクロス、その他ありとあらゆる物がピンクになりました。
ピンク。嫌いではなかったし、色調が揃うと不思議と部屋はまとまりを見せ、友達が遊びに来てもおしゃれな部屋だと言ってもらえました。1980年代の小学生はそこまで色に拘っている子が近所にいなかったからです。
しかし、そんなピンクに安住していられた時代は終わりを迎えます。高校生にもなれば、大人っぽく地味な色の背伸びした服を着たくなるもの。好きなインテリアカラーもダークチョコレートとクリーム色になりました。家には古くからの家具があって、私は当時「♪6・3・3で12年~」と宣伝されていた金属に木目がペイントされた学習机を物置に持っていき、代わりに父が使っていたチョコレート色の北海道家具を譲り受けました。現在もこの机は子供部屋にあり、娘が使っています。3代使った家具ですね。アンティーク家具が好きな傾向はこんな風にスタートし、祖母たちの言う「ハクライヒン」、主にイギリスやフランスのデザインに触れているうちに海外のインテリアが大好きな私が出来上がりました。