【読書日記】8月30日の読書から
1)橘玲『無理ゲー社会』サンプル(8月30日)
橘さんの著作は、以前に『「読まなくてもいい本」の読書案内』を読んでいて、実に刺激的な論考であったことを記憶しています。それで、この最新刊のサンプルを入手して、通読するかどうかの判別をしようと思いたちました。以下に目次を付しておきます。
はじめに:「苦しまずに自殺する権利」を求める若者たち
PART1:「自分らしく生きる」という呪い
PART2:知能格差社会
PART3:経済格差と性愛格差
PART4:ユートピアを探して
エピローグ:「評判格差社会」という無理ゲー
あとがき:才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア
「無理ゲー」という「若者コトバ」を使っているので、それなりにお若いかと思っていたところ、ウィキでは62歳と記されていました。何だかなぁ。
とは思ったものの、Kindle端末の計算で15分もの分量のサンプルが提供されていたので、にんまりした次第。ざっと目を通しましたが、「無理ゲー」から連想されるほど、悪い意味での「今風」ではなく、全うな書き方がされていました。買って読んでみたいと思います。
2)竹田青嗣『中学生からの哲学「超」入門』(8月30日)
この日は、clubhouse内でのオンライン読書会の例会の準備をしていましたが、急遽フリートークの会に切り替えました。もう少し読み進めてから、改めてまとめてみようと思っています。会の進め方についても、宿題が残った日でした。
3)堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』⑤(8月30日)
8月31日までの期間限定無料で供されていたものです。何とか5巻分を読み終えて、ほっとしています。
前巻に続いて、体育祭での最終演目・トーナメントバトルは、爆豪が制しました。単なるジャンプ「伝統」のトーナメントと鼻をくくっていましたが、なかなかどうして、キャラクター各人を深く掘り下げる結果となっていて、うなってしまいました。
また、競技場の外では「ヒーロー殺し」が出現し、それに「敵(ヴィラン)連合」が接触します。「敵」がますます強大になっていく。今後の展開に期待を持たせます。現行で31巻まで継続されているのも納得です。
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実は31日分とまとめて公開しようと思っていたのですが、30日単独で公開することにいたしました。他のテーマでの執筆が滞っていることもあり、31日は、そうしたテーマの起筆に当てたいと考えてのことです。おそらく、8月31日と9月1日分とを2日まとめて公開することになると思います。
今回は以上とさせていただきます。最後までお読みくださり、ありがとうございました。ではまた!