【広報日記】マインドマップ『子育て編』今と未来を確認したら。どんな困難や変化が起ころうとも、“きみはきみの人生を最期まで生ききって欲しい”という根っこの想いが見えてきた。
皆さん、こんにちは。 このページは、広報である私の思い・考え・学び・気づき、読んだ本のこと。わたしの心の内面を書き記しております。あなたの大切な時間を使って、読んでいただけることに感謝です。ありがとうございます。
先日の記事は、仕事編のマインドマップをご紹介しました。
今日は、マインドマップ『子育て編』をご紹介します。私と同じく7つの習慣実践会ファシリテーター仲間であり、2児の母である清水美和さんに描いて頂きました。彼女との初めての出会いは、6期生の養成講座のサポーターでご一緒させて頂いたことがご縁がきっかけ。お互い子育てをしながら家庭を大切に7つの習慣を実践している。一年に一度ファシリテーター仲間との集いがあるのですが、そこで彼女と会うたびに、エネルギー高さと瞳の強さがいつも印象に残っています。今回、コーチングセッションにお誘い頂き「ぜひ!」とお返事させて頂きました。
自分の子育てを見つめ直す
私たち大人たちが『いかに邪魔をしないか』ということを時々考えることがある。子育てについて、私たちの信念や価値観を押し付けない。そこには、子どもの純粋な、素のままの成長、を願う気持ちがある。というのも、子どもが本来持っている、この素晴らしい才能や能力・感覚を、信じてあげたい。しかしこうは言ってるけれど、毎日の生活の中で、私たちの大人の押し付けが入ってしまうこともしばしばある。けれども、出来るだけそれを最低限に、少なくしたい。こうして子育てについて「話す」機会をいただき、人に「聴いてもらうこと」で、気づいたこともあった。非常にいい機会だった。それを今日は記しておきます。
◾️話していて気づいたんですけど
左の青ペンが「今の現在行動されていることや大切に思っていること」右の赤ペンが「未来のこと」。1時間半ずっと話しっぱなしでしたが、話しながら自分の今の子育てを見つめていて、『あぁ今こう思っているのね』『ここの話とあの話がつながる』とか、客観的な視点で自分を見ることができました。『そういえば、話していて気づいたんですけど、、、』というセリフがたびたび私の口から出てきて。これもあれもと次々から想いが溢れ出てきた。左の青い広がりがまさにそれ。わたしの頭の片隅には、また心の奥には、こういう想いがあるんだなぁとマインドマップを見て気づかされました。
◾️大切なことは大切にできている
そして大きな気づきは、『私が子育てで大切にしたいことは大切にしようと、日々出来ることを努力している』ということ。子育ては、立ち止まって見つめる時間がどうしても少なくなってしまう。とくに私も仕事をしていることや、なんだかんだ子どもも毎日少しずつ成長していっている。そんな中でも「7つの習慣を中心においた子育ての実践」の影響はやはり大きいと思う。子どもとの向き合い方、わたしの態度、わたしの声がけ、私は〜のメッセージ、傾聴と理解をもった対話。日々の生活は、些細な小さなことの繰り返し。「今」を確認できたことで自信が持てたし、今の形や流れをこのまま継続していこう!という気持ちになりました。
◾️信頼関係
いずれ、私たちから巣立っていくことを、実は生まれた時から楽しみにしている。この家を出ていく日が来る。この子が自分で世界をつくり、自分を広げていく。大きくなって巣立ったあとには『何か本当に困ったことがあれば相談にきてね』『気が向いたときに帰っておいで』という気持ちでいる。そして『大きくなっても親子仲良しであれたらいいね!』と思っている。そんな考えがあるので、子どもとの信頼関係は大切にしていること。そのために何ができるか? 何をするのか? はよく夫婦で話す。子どもをコントロールせず、支配せず、私たちの思い通りにはせずに。子どもと対話すること。質問すること。子どもの言葉に耳を傾けること。受けとめる大人の心と、余白が大事。
◾️自分で選ぶことの大切さ
大切な能力の一つと思っている。自分で選んでその責任を引き受ける。自ら選択したものを信じる。選択して失敗と感じたとしてもその子の経験と学びになる。
食べるもの、お菓子、ご飯、何をして遊ぶ、誰と遊ぶ、何を着る、何を履く、何を買う、どの道を通って行くまた帰る、習い事をするまたやめる・子どもの世界にある「選択」を、できるだけ本人に決定させている。
親の欲や執着がそこにのってしまわないように。自分の意思で選択し、それをベストと信じてほしい。『君の直感まちがっていない』『君がいいと思うものを選んでくれたらいい』『たとえ(選択に)失敗しても大丈夫。』・・・そういう思いがそこにはある。
これから君が大きくなって、学校選び、仕事の選択、住まいの選択、そして人間関係も誰と関わるのか。自分で選び、自分でその運命を掴み取ってほしい。
『ほんとうにこれでいいの?』
と言わないでほしいと、幼稚園生の頃だった息子に言われたことを思い出した。この日、本屋さんで絵本を1冊買うことになった。何百冊とある絵本コーナーから一冊選ぶのは子どもにとって難しかっただろう。これと決めた1冊をもってレジに向かうとき私は思わず「ほんとうにこれでいいの?」と言った。すると『ママにそう言われると、これでいいかまた迷っちゃう、だから言わないで』と言われて、深く反省した。自分で決めたものは間違いない。
◾️子ども目線と感覚に合わせる
ひとりの人間として尊重している。私が子どもの目線に立てるのか、合わせることができるか、常に反省と行動の繰り返し。日々仕事に追われると、大人と対話する、大人と交わす言葉、大人同士で生まれる思考や考えに引っ張られて(効率を優先してしまう)それを持ち出して目の前の子供と接してしまうため、子どもの感覚、子どもが感じていること、子どもが過ごしている時間感覚を感じにくくなってしまう。子どもには子どもの世界というのがある。いかに、私が子どもの視点に合わせられるか。そこへ下げられるか。いつも試されている。
◾️いのちは繋がっているから
毎年誕生日を迎える頃に、生まれるまでのストーリーを聞かせている。子どもも興味津々に耳をすます。質問もくる。実は私も母から誕生日になると私が生まれるまでのストーリーを聞いて育った。自分の知らないこと、知らない世界がそこにある。大切な物語。生命は繋がれていて、また繋がっていくのよ。どうか忘れないでね。
◾️本の良さを私になりに伝えている
本の価値をどうやって子どもに伝えられるだろうかと思い、小さいころ頃から「絵本の読み聞かせ」を毎晩眠る前に行っている。もちろん疲れている夜、私の帰りが遅くて無理という夜もある。そういう日を除いて、出来る日は読んであげている。そして、幼稚園生のときは欲しいと言ったときだけでしたが、小学生になってからは毎月一冊本を買ってあげている。『本はいいよ』『本を読みなさい』とは言わずに、子どもの日常のなかに「本のある生活」を作っている。他にもあれこれ実践中・・・。
私からは教えることのできないことを、本に触れることで、学ぶこと・分かること・気づくことたくさんある。大人になっても本読み続ける人であってくれたら嬉しい。
一度きりの人生を、生ききってほしい
これは7つの習慣実践会のワークにある『あなたの人生の最後の場面 これからあなたの葬儀が始まると仮定してどのような言葉が語られるのか想像して書く』というワーク。
コーチングセッションの終わり際に、この弔辞のことをふと思い出し、息子に語られたい言葉を思い出していました。究極的にいうと、私の大切にしたい(している)子育ては、すべてここの言葉に詰まっている。根幹は間違いなくここにあります。(数年経つので、見直して更新しようと思っています)
『たった一度きりを君の人生が、豊かでありますように』『与えられたこの人生を最期まで生ききってほしい』と願っています。
こうして親子になれたことの喜び、そして出会えたことに、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
秋晴れで、空も風も心地よく、気持ちいいです。
朝晩冷え込んできていますね、
どうぞお身体大切に、お元気でいてください。