<2023年1月-2月>5大総合商社の最新重要ニュースまとめ
こんにちは!
総合商社5年目のYasuです。
就活生に向けてコンサル業務を行っており、今まで130人以上の就活生にアドバイス、面接対策をしてまいりました。
前回の12月版総合商社ニュースまとめが好評でしたので、1-2月分も纏めてみようかと思います。
何回も言っていますが、総合商社の就活では業界研究が大変大事になってきます。
総合商社は色々な事業を展開していますので、日々アップデートが必要になってきます。
以下参考になりましたら、幸いです。
では始めます。
就活支援、オンラインサポート行っていますので、もし関心ありましたらXまで連絡してください。
<就活アドバイザーYasu 社会人経験>
・現在、総合商社4年目で営業部所属
・記事やオンライン面談を通じて累計130人ほどの就活を支援
・面談を行った多数の学生が5大総合商社、大手外資系、大手メーカーから
内定を取得
・有料noteの販売数は累計150件ほど(2024年2月時点)
三菱商事:KDDI・ローソンと資本業務提携
三菱商事、KDDI、ローソンの3社は、新たな生活者価値創出を目的に「リアル×デジタル×グリーン」の融合を目指す資本業務提携を締結しました。この提携により、三菱商事とKDDIはローソンの株式公開買付けを通じて共同経営を行い、ローソンの企業価値向上に努めます。提携の具体的な取り組みとして、ローソンの約14,600店舗とKDDIの顧客基盤を利用した新しい価値提供、デジタル技術の活用、環境負荷低減を含むサステナブルなサービスの開発などが挙げられます。これらの活動は、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。
三井物産:欧州塗料製造・販売事業への増資
三井物産と関西ペイントは、共同出資する欧州塗料会社Kansai Helios Coatingsに対し増資を行い、ドイツの老舗塗料メーカーWEILBURGER Coatingsとそのアジア部門を買収します。1900年創業のWEILBURGERは、ヨーロッパやアジア、アメリカに拠点を持ち、調理器具用ノンスティックコーティングや耐熱性塗料など工業用塗料で高い地位を確立。この買収により、Kansai Heliosは欧州を中心に事業展開し、鉄道車両や建機向け塗料などの分野でプレゼンスを強化。三井物産はこの増資を通じ、Kansai Heliosの成長戦略実行を支援し、塗料事業の収益基盤強化を目指します。
伊藤忠商事:環境配慮型床材の展開
伊藤忠商事とそのグループ会社CIPSアドバンスは、リリカラを通じてフランスのTarkett S.A.が製造する環境配慮型床材「デッソ」の日本市場展開と循環リサイクル事業を開始しました。この取り組みは、循環型社会の実現とプラスチック廃棄問題への対策を目指します。「デッソ」はリサイクルを前提とした製品で、使用済み床材を再生可能。伊藤忠商事はこの事業を通じ、循環リサイクルシステムの構築を目指し、循環型社会の実現に貢献するとともに、リサイクルナイロン「ECONYL®」を使用した製品の販売により、SDGsへの取り組みを強化します。
住友商事:包括ソーラーカーポート・オンサイト太陽光に参画
イオンモール、住友商事、四国電力が出資するSun Trinity合同会社は、イオンモールの国内施設の屋外駐車場に約1.5万キロワットのカーポート型太陽光発電設備を導入する契約を締結しました。この取り組みは日本最大規模で、12店舗が対象で、そのうちの1店舗では2,400キロワットを超える設置容量を予定しており、これは1拠点あたりでの国内最大級の規模です。2025年度までに50店舗以上での稼働開始を目指し、再生可能エネルギー由来の電力生産を拡大することで、約4,300軒の家庭分の電力をCO2フリーで賄う予定です。このプロジェクトは、イオンの脱炭素ビジョンに沿って実施され、2040年までに直営モールでの再生可能エネルギー自給率100%達成を目指します。Sun Trinityは、2030年までに1ギガワット超の太陽光発電容量開発を、住友商事グループは2050年の事業活動カーボンニュートラル化、四国電力グループは2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みをそれぞれ進めています。
丸紅:ビジネスジェット整備事業の協業
丸紅株式会社の完全子会社である丸紅エアロスペース株式会社と新明和工業株式会社は、ビジネスジェットの機体整備を専門に行う新会社「株式会社JAMS」を設立し、2024年4月から中部国際空港を拠点に事業を開始します。JAMS社は、ビジネスジェット市場の成長を背景に、丸紅グループの業界知見・ネットワークと新明和工業の技術力・整備実績を活かし、国内最大級のビジネスジェット整備会社を目指します。この取り組みは、ビジネスジェット関連機能の強化と総合サービスの提供を通じて顧客価値の最大化を目指す丸紅グループの戦略の一環であり、新明和工業にとっても整備事業の拡大と航空機のサステナブルな生涯に関わる新ビジネス領域への挑戦を意味します。JAMS社は、高水準のサービス提供を通じてビジネスジェットの利用促進と市場拡大を目指します。
まとめ
年始早々からもやはり環境配慮型のビジネスがよく見られますね。
総合商社で働くやりがたいとして、世の中のトレンドをけん引できるという点があります。
今後も政府や他企業の連携を通じて、良い方向にトレンドを作っていきたいものです。
今回の記事はここまでになります。
最後まで読んでいただき有難うございます。
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