【大学4年7月内定0からの逆転】統計から導き出す確実な戦略
こんにちは、就活コンサルタントで総合商社勤務6年目のYasuと申します。
内定ゼロのまま、大学4年7月を迎える就活生の方はいらっしゃいますでしょうか?
就活を終えて、夏休みの旅行の計画を練る中で、劣等感から不安を感じている方も多いかもしれません。
一方で、リクルートワークス研究所の「大卒求人倍率調査」によると、
2023年卒の大卒求人倍率は1.35倍
依然として売り手市場が続いています。つまり、チャンスは十分にあるのです。
この記事では、そんな状況から確実に内定を獲得するための具体的な【逆転戦略】を、最新の統計データを参照しながら、紹介します。
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現状分析と心構え
まずは、自身の就活の現状を分析してみましょう。マイナビの「2023年卒大学生活動実態調査」によると、
23年卒の就活では、2022年10月1日時点で約20%の学生が内定を獲得できていませんでした。
つまり、24年7月時点で内定0は、焦るかもしれませんが、まだ絶望的な状況ではありません。
なぜ内定が獲得できていないのか、まず以下の点を考えてみてください。
エントリー数は十分か(平均エントリー数は41.9社)
業界や企業の絞り込みが適切か
自己分析や企業研究が不足していないか
エントリーシートや面接でのアピールが弱くないか
これらを踏まえた上で、以下の心構えを持ちましょう。
焦りは禁物。冷静に行動する
前向きな姿勢を保つ
「今からでも遅くない」という意識を持つ
それでは、具体的なアクションプランを説明していきます。
ためになった!と感じた方はぜひスキ!をお願いします。
具体的なアクションプラン
a) ターゲットの再設定
マイナビの調査によると、内定率が高い業界は「商社・卸」(86.2%)、「金融」(85.7%)、「サービス・インフラ」(80.5%)です。一方で、「マスコミ・広告・出版」(61.7%)や「ゲーム・ソフト」(67.5%)は比較的低めです。
業界によって内定率が異なりますので、あなたが狙っている業界の難易度が高いことで、内定が獲得できていない可能性はありませんでしょうか?
内定率の高い業界にも目を向ける
大手企業だけでなく、優良な中小企業やベンチャー企業も検討する
地方の企業も視野に入れる(UIJターン就職支援も活用)
実践的なワンポイントアドバイス:
明日から1週間、毎日2時間かけて、これまで考えていなかった業界や企業を調査しましょう。「日経優良企業ランキング」や「ホワイト企業ランキング」を参考に、知名度は低くても働きやすい企業をリストアップします。
b) エントリー数の大幅増加
リクルートキャリアの調査によると、内定を獲得した学生の平均エントリー数は54.3社です。
あなたの総エントリー数は何社でしょうか?
10社しか応募していないのに、内定がないと焦っているのであれば、エントリー数が不足していると言えます。
1日最低5社のペースでエントリーし、最終的に60社以上を目指す
企業の採用スケジュールを細かくチェックし、随時募集や秋採用にも注目する
実践的ワンポイントアドバイス:
就活サイトに毎日ログインし、新着の求人情報をチェックする習慣をつけましょう。エントリーのハードルを下げ、興味が少しでもある企業には全てエントリーするくらいの勢いで行動しましょう!
c) 自己分析と企業研究の徹底
マイナビの調査では、内定者の78.9%が「自己分析を十分に行った」と回答しています。
1日1時間以上、自己分析に取り組む
就活エピソードを最低5個は用意する
興味のある企業について、1社につき3時間以上の企業研究を行う
実践的なワンポイントアドバイス:
自己分析は「私の人生ベスト3」「最も困難だった経験」「10年後のありたい姿」などのテーマで、過去、現在、未来にフォーカスを当てて、具体的にエピソードを書き出していきます。企業研究では、企業のウェブサイト、ニュースリリース、決算資料などを徹底的に読み込みましょう。
d) エントリーシート(ES)の質の向上
リクルートキャリアの調査によると、内定者の62.7%が「エントリーシートの添削を受けた」と回答しています。
ESの添削を受ける(大学のキャリアセンター、就活エージェント、OB・OGなど)
1つのESに最低3時間かける
企業ごとにカスタマイズしたESを作成する
実践的ワンポイントアドバイス:
ESの書き方の基本を再確認し、STAR法(Situation, Task, Action, Result)を意識して具体的なエピソードを盛り込みましょう。また、企業の求める人材像に合わせて自己PRを調整することを忘れずに。
私もES添削受け付けていますので、Xまでどうぞ!
e) 面接スキルの向上
マイナビの調査によると、内定者の73.2%が「面接対策を十分に行った」と回答しています。
毎日30分以上、鏡の前で面接練習を行う
友人や家族と模擬面接を実施する
面接後は必ず振り返りを行い、改善点を洗い出す
実践的ワンポイントアドバイス:
よくある質問(「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」など)に対する回答を、2分程度で話せるように練習しましょう。また、面接官を想定して質問を考え、それに答える練習も効果的です。
→ここは私の大得意分野です!もし模擬面接を早急に実施したい方がいらっしゃれば、以下記事をご参照ください。
f) ネットワーキングの活用
リクルートキャリアの調査によると、内定者の45.8%が「OB・OG訪問を行った」と回答しています。
OB・OG訪問を積極的に行う(週1回以上)
就活仲間との情報交換会を定期的に開催する
LinkedIn等のプロフェッショナル向けSNSを活用する
実践的ワンポイントアドバイス:
大学のOB・OG名簿やLinkedInを活用して、興味のある企業や業界で働く先輩にコンタクトを取りましょう。話を聞くだけでなく、エントリーシートの添削や模擬面接をお願いするのも効果的です。
g) インターンシップへの参加
マイナビの調査によると、内定者の87.2%がインターンシップに参加しています。
時期的に長期インターンは意味ないと思いますので、1dayなど短期インターンに応募することをおすすめします。
短期インターンシップにも積極的に参加する
インターンシップ中は積極的に質問し、社員との関係構築を心がける
実践的ワンポイントアドバイス:
1Day インターンシップでも、事前準備と事後のフォローをしっかり行うことで、採用担当者の印象に残ることができます。参加後は必ずお礼のメールを送り、可能であれば個別の質問や相談の機会を設けてもらいましょう。
f) 心身のケア
就活生の約40%がストレスを感じているというデータもあります(リクルートキャリア調査)。
規則正しい生活リズムを維持する
週3回以上の運動を習慣化する
マインドフルネス瞑想を毎日10分行う
実践的ワンポイントアドバイス:
就活の焦りから生活が乱れがちですが、逆に今こそ規則正しい生活が重要です。毎日同じ時間に起床・就寝し、朝の散歩や軽いジョギングを日課にすることで、心身のバランスを整えましょう。
j) 就職支援サービスの活用
マイナビの調査によると、内定者の66.7%が就職支援サービスを利用しています。
大学のキャリアセンターを積極的に活用する(週1回以上の相談を目指す)
就職エージェントサービスに登録する(複数のサービスの利用を検討)
就活コンサルタントに質問する(もしあればXへのDMお願いします)
実践的ワンポイントアドバイス:
就職支援サービスを利用する際は、単に求人情報を得るだけでなく、キャリアカウンセリングや面接対策など、提供されているサービスを最大限に活用しましょう。また、定期的に担当者と連絡を取り、自分の状況を報告することで、より適切なサポートを受けることができます。
まとめ
内定0からの逆転は決して不可能ではありません。
むしろ、この状況を「ラストチャンス」と捉え、これまで以上に真剣に取り組むことで、大きな成長の機会となるはずです。
統計データが示すように、多くの学生が様々な取り組みを通じて内定を獲得しています。上記の戦略を一つ一つ着実に実行していけば、あなたも必ず道を切り開くことができるでしょう。
最後に、リクルートキャリアの調査によると、10月以降に内定を獲得した学生も全体の約20%いることを覚えておいてください。
少数派に思えるかもしれませんが、あなたは決して一人ではありません!
焦らず、諦めず、一歩一歩前進していきましょう。皆さんの健闘を心より祈っています。
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