【OB訪問】おすすめのOBの見つけ方
こんにちは就活アドバイザーで総合商社2年目のYasuです。
今回はOB・OG訪問(以後、OB訪問に略します)に関する記事を書いてみます。
OB訪問は志望する企業の社員さんと1対1で話し、
理解を深められる絶好のチャンスだと思います。
企業によっては評価がなされ、その後の就活へプラスに働くことも
ありますね。
とはいえ、
「誰を訪問すれば良いの?」
「どうやってOB・OGを探すのか分からない」
と悩んでいる方も多いかもしれません。
そこで、本記事では、「どうやってOBを探すべきか」4つの手段を紹介し、
おすすめ順に並べてみます。
毎度ながら、簡単に自己紹介します。
いつも読んでくださっている方、恐縮です。
筆者ってどんな人?
2019年卒で、総合商社にて勤務しております。
出身大学はMARCHレベル。
就活時は幅広く業界を見ており、40社にエントリー。面接も70回以上受け、結果的に外資金融、外資コンサル、大手食品メーカー、広告代理店を含む6社から内定をいただきました。
noteでは、就活のコツや総合商社業界に関する記事を中心に書いています。
profile:https://note.com/bookbility/n/nfd1539ae83ba
おすすめのOBの見つけ方
では早速、OB訪問相手の見つけ方をおすすめ順に紹介していきます。
おすすめ度は★で表し、それぞれのメリット、デメリットもざっくり挙げてみます。
知っている先輩 おすすめ度:★★★★★
やはりもともと知っている or 仲の良い先輩にOB訪問をお願いするのが一番良いですね!
メリットを挙げてみます。
メリット
①簡単に連絡が取れる
②初対面と違って気まずくない
③ざっくばらんに話を聞ける
④評価がつく場合、悪く評価されづらい
⑤他の社員に繋げてもらいやすい
デメリット
特になし
まず知っている先輩だと初対面の社会人よりも緊張しないですよね。
初めてOB訪問をする方は絶対知っている方から攻めた方が良いです。
その時にOB訪問のマナーなどもざっくばらんに聞いて、勉強しましょう。
会社によりますが、例えば「質問リストは用意したほうが良いか」など。
業界によって常識が違うことも多いです。
また、悪く評価されづらいというのもありますね。
例えばあなたが社会人になり、とても仲の良いゼミの後輩が、OB訪問に来てくれたとします。
ちょっと甘めに評価してしまいませんか?
初対面の人よりも知り合いの方が心を許している分、評価もつけてしまう、これは自然な流れですよね。
他のOBの人を紹介してもらいやすいのもメリットとして挙げられます。
キャリアセンターのリスト おすすめ度:★★★★
皆さんの大学には「キャリアセンター」や「就活センター」はありますでしょうか。
私の大学にはキャリセンがあり、OBのリストが専用のパソコンで調べられました。
就活期はそこに載っている志望企業の先輩の名前とメールアドレスを10件くらい書き、ひたすらメールを打ったものです。懐かしいですね。
メリット
①自ら登録しているので、OB訪問を受けることに積極的
②大学の繋がりがあり、比較的話しやすい
③自分より上の世代まで会いに行ける
デメリット
①初対面なので緊張する
②返信が来ないことも多い
キャリアセンターに登録しているOBの方は学生に会うことに積極的な方が多い印象です。
初対面とはいえ、大学や学部のあるあるの話もできますよね。
上で紹介した仲の良い先輩にはないメリットとしては
「年次が上の方まで会える」という点です。
知っている先輩はせいぜい3個上くらいだと思いますが、キャリアセンターではかなり年次が上の人まで登録していることがあります。
長期的なキャリアを相談する上では、有効な手段だと思います。
デメリットとしては、メールを送っても返信が来ないことが挙げられます。
OB訪問の依頼を沢山送ったとしても返信があるのは半分以下であることを覚悟してください。
皆さんお忙しいと思いますし、キャリセンに登録しているメールアドレスから変更している可能性もあります。
そのため、そこまで期待しない方が良いかと思います。
会社のOB訪問サイト おすすめ度:★★★
会社によっては、OB訪問受付フォームを用意していることがあります。
自分のエントリー情報などを入力して、最適なOBを紹介してもらうというものです。
ほとんどの大企業では採用情報の解禁が3月以降ですので、その点は留意しましょう。
メリット
①興味のある部署で働く社員に会える
②会社が勧める社員に間違いはない
デメリット
①初対面で大学の繋がりもないので緊張する
②返信がないことが多い
会社が用意するサイトでOB訪問をお願いする良さは
「興味のある部署で働く社員」に会いやすいという点です。
知り合いやキャリセンで探したけど、志望する部署の先輩がいなかった
なんてこと、よくありませんか?
特に私が志望していた総合商社は沢山の部門があり、自信が興味のあるビジネスに携わる方は限定的でした。
会社が用意するOB訪問サイトでは、「所属部署」などについてリクエストを出すことができる場合があります。
このメリットは大きいですよね。
デメリットとしては、人気企業のサイトには応募が殺到するため、
返信がなく流れてしまうことが多いという点が挙げられます。
OB訪問アプリ おすすめ度:★
最近OB訪問をするためのアプリが増えていますね。
ビズリーチキャンパス、マッチャーとかソーシャルランチなどなど
そこまでおすすめではないので、URLは貼りません(笑)
メリット
①気軽に連絡を取りすい
②業界関係なく、幅広く色んな人に会える
デメリット
①プライベートな話だけして勉強にならないことが多い
②事件に発展する可能性がある
メリットとしては気軽に始められる、幅広い社会人に会えるという点がありますが、デメリットが大きい印象です。
ここからは個人的な見解として聞いていただければと思います。
まず、会社の看板、学校の看板を一切背負っていない、社会人の中には
「ちゃんと仕事やキャリアのことを話そう」という責任感がない方がいる可能性があります。
(ビズリーチで会社公認の方に当てはまらないですが…)
そのため、プライベートの話と仕事の話の線引きが曖昧になり、
結局なにも学びがなかったなんてことも多いのでは?
延長線上の話ですが、「セクハラ等の事件」に発展する危険性もはらんでいます。
残念ながらこういった事件が後を絶たないですね。
真剣にキャリアを考える就活生を利用する社会人は本当に卑劣です。
女性の方は特に注意してください!
以上の理由からアプリを使用したOB訪問は、「オンラインに留めておく」
など対策を打ちながら、慎重に実施しましょう。
まとめ
今回は「誰にOB訪問すればよいのか」という質問に対して
メリット・デメリットをあげながら紹介してきました。
私の結論を申し上げますと、
知り合い:まずはここから。一番おすすめ!
キャリセン:知り合いに会った後。年次の高い人に会うチャンス
会社の専用サイト:上3つを試したが、志望職種の社員に会えなかったとき
アプリ:上3つを試して上手くいかず、どうしてもOB訪問をしたいとき
こんな感じの位置づけです。
やはり知り合いを訪問するのがおすすめですね。
アプリでのOB訪問はトラブルに発展する可能性があることから、控えるべきかと思いますが、Web上なら良いでしょう。
以前OB訪問に関する記事を書いていますので、ぜひこちらもチェックしてみて下さい。
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今後も宜しくお願いします!