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【読書】有栖川有栖さんを再読して再燃。20年を経て良さがもっと分かる。

私は今40代前半です。私が中学~高校生の頃、ドハマりしていたのが、新本格ミステリ!

私の新本格ミステリ歴

コバルト文庫で育ち、中学生あたりから、講談社ノベルス沼へ。
島田荘司さん、綾辻行人さん、京極夏彦さん! 豪華絢爛な毎月の新刊がほんとに楽しみでした。

私は田舎生まれなので、近くに50坪くらいの小さな家族経営の書店があって、毎日、学校終わりに寄ってました。毎日寄っているから、そのお店に講談社ノベルスが何冊くらいくるか、知っていて、発売日は気が気でなかったです。

一回だけ、学校遅刻してまで、どうしても新刊がほしくて、開店と同時に買ったことも。忘れもしない、京極夏彦の百鬼夜行シリーズの最新巻(箱みたいなノベルスでした)でした。

ですが、社会人になり、西尾維新さんが出てきたあたりから、私はミステリをあまり読まなくなってしまい、そのまま離れていました。
(ちなみに娘は、熱烈な西尾維新ファン)

テレビで見かけた、有栖川有栖先生

そんな中、先日、NHKでこの番組をたまたま観ました。

「おおー、有栖川さんだ!」
中学、高校と大好きだった、有栖川有栖先生。誠実なストーリー、親しみの持てるキャラクター、安心感のある作品の大ファンでした。

懐かしくなって、「そういえば最近の新刊全然読んでないな」と未読の本をkindleで買ってみたんです。(読んでみたのはこちら)

そ、そしたら。いやーめちゃくちゃ面白い! 
3時間一気に読んでしまいました。(寝不足)

学生の時も、夢中になったんですけど、大人になって読むと、さらに奥深く、面白さを感じられて、「有栖川先生すごい」と今になって再認識。(遅い)

丁寧な状況の説明、構成の妙、誠実なキャラクター設定、じっくりじっくり細部を埋めていく描写。必要なさそうで、必要のあるシーン。変わらない、火村先生と、アリス。ああ、私は、なんで読まなくなっていたんだろう?

全作品を踏破しようと思います!

ということで、続いて、「怪しい店」をこちらも一気に読みまして。

学生の時読んでいた作品も、再読したいので、今から全作品を踏破しようかと思います。(楽しすぎる)

私が今さら力説するまでもないんですけど、有栖川先生のミステリ、ほんとに良いです。大技!とか驚愕!とかではなく、じっくりしっとり優しく、じわっと効くミステリです。
学生の頃は、半分くらいしか、良さが分かっていなかった、と反省。

ちなみに、読み始めるならやはりこちらから・・・

全作品踏破したら、またまとめて記事にしたいです。
読んでいただき、感謝です。

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