![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40299174/rectangle_large_type_2_772e0006ab81646410b2896ebbb26946.jpg?width=1200)
「女」としてうまく振舞えなかった私。その本音を代弁してくれている。ありがたい。
脳科学にしばらく興味があって、その中では『中野信子さん』がスキ。
わかりやすいし、チャーミング。
私が好きな、「ファンキーな大人」。
そんな中野さんのご著書
『女に生まれてモヤってる! 本当は「自分らしく」いたいだけなのに』
これを本屋さんで見つけた時は、ピンっ!ときたよね。。。
読んでますます・・ドはまり。
今は脱力系の私ですが、過去にはバリバリの外資系金融機関で総合職だった時代があり・・・。
そんな頃のわたしに、読ませたかった。(激しく同意。)
けっこう苦しんだんだ。総合職時代。(あまり見せなかったけど)
立ち振る舞いとか。
男性社員からどう思われるか。
(ライバル視されたくなかったし。出世に興味なかったから)
一般職アガリだったので、もちろん総合職のやりやすさもあった。
でも、けっこう根回しに「気力と時間を奪われる日々」でもあった。
ってか、仕事のほとんどがソレで終わる日も・・・多数。
(ヤバイねー)
はぁーー。ほんとにあの時の私に読ませてあげたい。
■付箋ちぇーーーーっく!
はぁ~い、まぁ多いーねー。
「バシッ!」とわたしの気持ちを代弁してくれている「金言」もいっぱい。
(世は満足じゃ。)
p5. はじめに
設定された女をやり続けること自体が私にとっては無理ゲーでした。
から始まって・・・
p.25は 女のメリ・デメ
p.86 独身か既婚か、子持ちか子なしか、おばさんか若い女か・・。
女ってそんな風に対立させられがちだよね。
前半だけでもこんなにあるんだから、読み応えありまくりでした。
普通に生きていただけじゃ結婚はできなかった。
親子でも相性って絶対あるよね。
(女は)それでいて、自分の地位を脅かさない。
何でもかんでも自分のせいにし過ぎていたんですね。
10代と40代の脳って全然違うんだよ。
自分が男だったらモヤモヤしないと思ったら、・・・あなたのせいではありません。
今、人類は面白いステージにいるとも言えるんですよ。・・・人工子宮に置き換わってしまうかもしれない。
文字情報のほうが遺伝子より劣化せず後々まで残るしさ。
置かれた場所で咲きなさい、という言葉を見ると、何だか苛立ちを感じてしまう。・・・人間は置かれた場所にずっとはいられないようにできている。
ジャストフィットな生き方は自分で決める
子どもが増えないと国は現状維持すら難しいから子ども産んで! でも弱者は自己責任だから自分でどうにかして! って、リスク大きすぎだよね。
友達で30代以降に三人目を産んでる人は、だいたいお金に余裕がある。
若い世代なら「国際バカロレア試験」を受けてみるといいと思う。
これから必要なのは、選んじゃった答えを正解にする力じゃないかな。
選択肢が複数あるとき、そのうちのひとつだけが正解、ということはむしろ珍しい。
どれか、ピン!ときたものがある方は、是非読んでみてくださいね。
数年前。わたしに「男に生まれてくればよかったね・・・」と言ってきた人がいた。
それを言われた時、すんなり「うん、そうかも・・。」と否定しなかった自分がいた。
でも、「女か、男か。」の二者択一でなんか、生き方を決める必要はないんだよね。
今だからわかる。
これを読んだ人は、もっとわかる・・と思う。