【45冊目】健康になる技術 大全
ジャンル：健康
読了時間：3時間
刺さり度：★★☆☆☆
心に残った文TOP3
習慣化をする上でのポイントは、時間ではなく、日々のやらないことがない安定した行動にくっつけることです。例えば、毎晩8時にウォーキングに出かける、のではなく、「夕ご飯の片付けをした後にウォーキングに出かける」という状況を設定します。安定した行動にくっつけるのが良い理由は、人間の行動は、何らかの「流れ」の中で行われるものだからです。1つの行動が次の行動の流れを作り、それがある1つの習慣として完結します。身につけたい習慣の最初の行動と、普段から常に行なっている行動が動作としてスムーズに結びつくようにするにはどうすれば良いかの作戦を練ってください。
人工的に食品に添加された砂糖などの糖類はそもそも穀物や野菜から炭水化物をとっていれば必要のないもの。こうした糖類は何も栄養分を足さないのにエネルギーの摂取量を増やしてしまい、健康的な生活の質を定価させる可能性があるため、カロリーは高いが、栄養はほとんどない「空のカロリー」の元と考えられています。
感謝の気持ちを持つことで、自分の人生において「ない」ことに焦点を当てるのではなく、今自分に「ある」ものに焦点が当たるために、より自分の人生に満足できるようになるからではないかと言われています。アメリカのことわざに「もし今持っているものに感謝することができなければ、これから得るものに対しても感謝することはできない」ということわざがあり、仏教にも「足るを知る」という言葉があります。国境や宗教を超えて、感謝が人生を豊かにする鍵であることがわかります。
一言コメント
めちゃくちゃ評判がよかったのでハードルが上がりすぎてしまっていたのかもしれないけど、分厚い割にそこまで濃い内容ではなかった。。
筆者が行動経済学の専門というのもあって、習慣の章が一番面白かったかな・・・一番長く書かれていた食事の章はそこまで得るものはなく。トレーニング中なのでもうちょっと詳細が知りたかった。
この本で興味ある内容を見つけてその専門書をあたっていくのが正しいのかな。