ジャンル:人生論
読了時間:3時間
刺さり度:★★★★☆
心に残った文TOP3
一言コメント
会社の偉大な先輩方のこれまでの経歴を聞いていて、自分がやたら生き急いでいるかもしれないと感じていたときに出会った一冊。
「3年後の目標ばかり追っていると、たくさんのライバルと闘わなければならない。しかし7年単位の目標にすると、ライバルは激減する。なぜなら
そんなに先まで考える企業はほとんどないからだ。時間軸を伸ばすだけで、短期では達成できないような大きな目標に取り組めるようになる」
少し遠い地点に目標を設定する。そこまでの道のりは遠すぎて現時点では見えない。だからこそ目に見えない地道な努力を続け、指数関数的な成長を目指す。一つがダメだったら様々な努力を試す。こうした積極的な忍耐を通して大きなゴールを手にする。
文字にしてみると至極真当な論理なんだけど、まさに、尊敬する方々の経歴は上記のようなものだった。今すぐ何者かになることを目指すのではなく、自分にとって本当に大事だと思うことを選択し、その部分のみに時間を投資し、大きなゴールを達成する。なにもかもできるようになろうとしがちな自分にとって、刺さる内容が多かった。