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予告


■現在の執筆状況について

ご無沙汰をしております。

ほぼ丸々一か月更新なく息をひそめていたわけですが、その間で長編の創作を順調にこなすことができました。

短編をご提供できないのは心苦しいのですが、純文学系の公募が一段落する3月末までは、この調子で進捗状況の報告をさせていただくに留めさせていただくと思います。

ただ、公募で落選が確認できた作品は、随時noteにアップしていきたいと思います。

では、現在の執筆状況です。

①小説野生時代新人賞 『リバースプラン』※応募済

②文学界新人賞 『泳ぐ鳥、あるいは分岐する青』※応募済

③太宰治賞 『文字の馬』※応募済

④すばる文学賞or文藝賞 『アロイは忘れろと言った』※執筆中

4作品中3作品が応募済です。

■新作について

④で挙げた『アロイは忘れろと言った』が最新作ということになりますが、この作品はある意味、私のnoteでの一年間の活動の集大成と言えるものになると思います。

と言うのも、この作品中には、作中作として、noteで掲載している小説を組み込んでいるからです。と言っても、長編の内容に合わせて換骨奪胎したものなので、登場人物も違えば、話の展開もまるで違う。でも、作品の重要なところは引き継いで押さえたつもりです。

作中作として用いたのはこちらの4作。
①『写真小説家』
②『スタードライバー』
③『ロールド・オムレット・ストラータ』
④『件の如し』

これらの作品が長編の内容に溶け合い、それぞれ意味を持っていきます。
どの作品も気に入っているものなので、元作品の雰囲気を大事にしながら、新しい魅力を引き出せたのではないかと思います。

純文学として書いたので、自分の文章力の限界に挑んでいることもあり、読みやすくはありません。けれど、何らかの形で皆様にお披露目出来たらなと思っています。

勿論、受賞して日の目を見せることが目標ですが、それが叶わなかった時には、note上で楽しんでいただければと思います。

ただ、すばるも文藝も〆切も選考の結果が出るのも随分先なので、ご報告ができるのは随分と先になりそうですが。

■公開予定について

①『リバースプラン』については正直自信があまりないので、一次落選も視野に入っています。情けないことに。一次の結果は12月下旬に出るので、そこで落選が確認できれば、公開の準備をしたいと思います。年明けには公開を開始できるかなと。それなりに長い作品なので、ゆっくりと公開していくつもりです。

②『泳ぐ鳥、あるいは分岐する青』。これについては未知数と言うか……。どこまで行けるのか、産みの親の私でも想像つきません。作りが甘いような気もするのですが、それなりに書けてはいるかなあと思うので。
こちらは3月頃?選考の結果が出るので、それを待っての公開になります。

③『文字の馬』。これは絶対の自信をもって、全身全霊を傾けて書き上げた一作。なのですが、そういうものが簡単にこけてしまうのが公募の世界の恐いところ。最終選考に残った連絡がなかった時点で、すばるに出そうかなとも思っています。
ですので、公開はしばらく先になる予定です。

④『アロイは忘れろと言った』。これも『文字の馬』と並び絶対の自信を持った集大成なのですが、まだ執筆中です。現在200枚くらいで、あとクライマックスを書き上げて第一稿完成となる段階ですが、すばるか文藝に出すので、これも選考が終わるのを待つと大分先になります。

すばると文藝の〆切まではまだまだ時間があるので、『アロイは忘れろと言った』を磨き上げることに心血を注ぎつつ、余裕があればnote公開用の長編を検討してみようかなと思います。今回使わなかったアイデアなんかもあるので、それを形にしてみてもいいかなあと考えていたり。

以上現在の状況のご報告でした。

※追記
読書記録は結構書くのが大変だったので、本は読んではいるのですが、読書記録という形ではもう上げないかなと思います。
その代わり「ブクログ」というアプリを使って本棚管理しているので、そちらで短い感想を書いたりしてます。もしご興味がある方がいらっしゃれば、ぜひ。名前は同じ「水瀬文祐」で。検索していただければ出ると思います。

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