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元司書になった僕と、すきなものの話#1

こんにちは、ふじです。
この前、初投稿ということで、自己紹介チックな文章を書きました。
(下書きを何度も編集していたら、一か月も前になっていましたね、、、)
僕は昔から自己紹介というものが苦手で、「こんな数分の話で僕のことが分かった気になられては困る」と常に思っていました。
そんなひねくれた思考の持ち主ですが、ひねくれながらもこれまでの人生の中でいくつかの心惹かれるものにも出会いました。
そこで今日は、僕の好きなものについてのお話と、最近の僕について書いてみようかなと思います。

”元”司書になった僕

前回の投稿で、図書館司書をやっていますよー、そのうち"元"司書になるかもですよー、というお話をしていました。そして案の定、この5月いっぱいで””司書となりました!パチパチ‼
まぁ、単純に図書館を退職しましたよというだけの話ではあるのですが…。
理由はいろいろありますが、図書館を離れたところで本は好き、読書が好きというのは変わりませんのでね。
20代も折り返しという年齢ではあるので、この先何をして生きていこうかなーとぼんやり考え中な毎日です。

すきなものの話#1

これまでの自分の考え方なり生き方に影響を与えたであろう物はいくらでも思いつきますが、何はともあれ”読書”ではないかなと思います。
好きな作家さんやお気に入りの作品などの詳しい話は追々していくことにして、ここでは僕にとっての読書がどんなものかを簡単に話してみることにします。

まず、昔から読書が好きなことを公言しており自己紹介をはじめ各所で趣味として話題に挙げてきました。(大っぴらに言える趣味が思いつかないというのもその理由の一つではありますが、、)
そして、その好きが高じて図書館司書として働くという経験も持つことができました。そんなこれまでの人生の中で、周囲の人から度々言われた言葉があります。
「たくさん本を読んで、ふじくんは偉いね」(的なこと)
このテキストを読んでくださっている方には、もしかしたら自分も言われたことがあるぞと心当たりのある方もいるのではないでしょうか?
これ的なことを言われる度、
「そんなに偉いことではないと思うんだけど、、」という腑に落ちない感覚を覚えていました。
ただ、その感覚を具体的に考えたり言語化する機会も無かったため、言われる度に曖昧に微笑んでいました。

そんな僕でしたが、司書として働く中で少しだけ言語化出来た気がするのでメモ的にここに書いておきます。

図書館で勤務中、ある利用者にこんなことを訊かれました。
「自分は読書が苦手です。読書が出来ない自分に、読書をすべき理由を納得できるように教えてください。」と。
相手は大学生でした。僕が図書館司書であるということを知っての質問としては、少し意地の悪いものにも思えますね。
いろいろと話しをする中で、最終的に僕が相手に対してした答えは自分でも少し意外なものでした。
・自分は別に読書をすべきだとは思わない。
・読書は情報収集の手段の一つなだけで、資格も技能も必要無い。
・大事なのは、得た情報に対して思考し自分の考えを持つこと。
→だから漫画でも映画でもYoutubeでもどれも手段としては変わらないよ。

文章にすると長いので、箇条書きにするとだいたいこんな感じでした。
僕としても、まだまだ推敲の余地がある理屈だとは思いますが、昔から周囲の人に言われていた「偉いね」に対する違和感の一部は言語化出来ているのではないかなと思います。

僕にとってはたまたま読書だっただけで、それによってプラスの影響はあったが誰にとってもそうではないよね。

長々書きましたが、僕にとっての読書は紛れもなく大好きで大切なものではあるけれど、そんな仰々しいものでは無いよ、ということです。

これから僕のnoteでは、すきな本の話、映画の話、その他諸々していきますが、専門に学んだわけでもない素人が自分のすきなものについて、すきなように話していこうと思っています。

そんな感じの、テキストでした。

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