【010】大人になるとは

今回も小池一夫さんの「人生の結論」という本を読みました。この中で、大人になるとはということが書かれていたので共有します。

大人になるとは「人を傷つけることもあるし傷つけられることもある」「人を許すこともあるし人に許されることもある」ということを理解している人。

私はこの文章を読んだときに、多くの人が大人になるチャンスがあるし、大人になれずに苦しんでいるんじゃないかと思いました。

過去にしてしまったことを後悔して、なぜあんなことをしてしまったんだと自分を否定してしまうことがあるかもしれません。しかしそれだけではずっとその後悔から抜け出せずに、自分を否定し続けることになってしまいます。

大人になるとは、人を傷つけることもあるし傷つけられることもある。人を許すこともあるし人に許されることもあります。このことをしっかりと理解して、自分自身が行ったことを心に留めながら、後悔の念を心に留めながら、今自分が接することができる人たちに優しく接する。

自分のやってしまった行動を心に留めながら、それを理解し、自分や相手への理解として行動につなげることが大人になるということなのかなぁと思いました。