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イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

〇タイトル

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」 | 読書(92/1000)
著者 安宅和人

〇学んだこと

・良い仮説

1イシューに答えを出している。
「Aの市場規模はどうなっているのか。」ではなく「Aの市場規模は縮小しつつあるのではないか」
2必要な情報・分析すべきことがわかる
3分析結果の解釈が明確になる

・良いイシューとは

1本質的な選択肢
前提となる事実に見直しを迫る発見があるとき
2深い仮説がある
常識が否定されるようなもの。
共通性・関係性・グルーピング・ルールの新しい構造が発見されるもの。
3答えを出せる
技術的に・データ的にデータが出せないものはあらかじめ回避する。
(フェルミ推定・期限をつけて、不可能であれば諦める)

・ストーリーラインを組み立てる

1必要な問題意識・前提となる知識の共有
2鍵となる・イシューサブイシューの明確化
3それぞれのサブイシューに対しての検討結果
4それらを総合した意味合いの整理

・良いアウトプットは以下の3項目を満たしている

1意味のある課題を扱っていることを理解してもらう
2最終的なメッセージを理解してもらう
3メッセージに納得して、行動に移してもらう

・ストーリーラインを磨き込む

1論理構造を確認する
WHYの並べたてもしくは空・雨・傘の流れに沿っているのかを確認する。
2流れを磨く
流れが悪いところ、締まりがないところ、補強が必要なところを確認する。
3エレベーターテストに備える
空・雨・傘を凝縮すると何になるのか。(20-30秒で語れるように)

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