「何があっても大丈夫」な自分の作り方|本の紹介
記事を見つけていただき、ありがとうございます。
私が読んだ、素敵な本を紹介します。
幸せの保証はなくなり、5年後も不透明な時代
今の私たちが生きている社会は、親の世代に比べて、グローバル化、多様化、AI化、少子化、社会保障不安が加速しています。5年先も見通しが立たない社会です。
不安を感じない方が難しいのではないでしょうか。
正解がない問題にあふれた社会では、たくさんの選択肢があり、行先は自分で考えなければいけない。
昔ながらの、言われたことを効率よくこなして人よりもいい結果を出して、期待を裏切らないように頑張る「良い人」であればあるほど、将来のキャリアに悩みを抱えているのです。
激動の時代、キャリアの作り方を学ぶより大切なことは、何があっても道を切り拓いていける「自分」になることではないでしょうか。
思考のくせを書き換える
「絶対に失敗しないとしたら何をしたいか」考えたことはありますか。
やりたいことが見つからない、わからないと思っていても、失敗しないならやってみたいことがあると思います。
心の中には「こんなふうにできたらいいな」という気持ちがあっても、「どうせ無理」と、やる前から諦めていたのです。この「思考のくせ」がストッパーになっていたのです。
今の私たちの思考のくせを知り、新しい思考と行動の新習慣に書き換えていきましょう。
非認知能力が今の時代の武器
これからの時代、自己肯定感、自分軸、成功体質、主体性、オープンマインド、共感力が、自分のキャリアを生きるための武器になります。
総称して「非認知能力」といわれます。この能力は、「人生の幸せと成功に学力よりも大きく寄与する能力」だと証明されたものです。
非認知能力を身につけると、「自分を認め、感情と行動をコントロールでき、他者の立場に立って考える力を育み、意思決定や自分の能力を客観的・現実的にみて行動する」自分になります。見える世界が変わるのです。
結果を求めず、プロセスを楽しむ
変化の激しい時代では、変化を自分らしく乗りこなす、柔軟性がある思考が欠かせません。
1つの方法がダメなら次を試す。想定外のことが起こっても対応できるし、新しいことにも早く反応できる。運ばれてくるストレスに、柔軟に対応できる力を身につけることが必須なのです。
従来のやり方を捨てて、新しい方法に目を向けて取り入れる思考の柔軟性を身につけていきましょう。結果にこだわると行動のハードルが高くなってしまいます。ゲーム感覚で楽しみながら実践していきましょう。
謙虚と感謝
「知らないことは恥ずかしい」「自分が一番知っている」と思ったことはありますか。この思考は、好奇心と柔軟性を失ってしまいます。
謙虚だからこそ、自分だけが正しいとは思わず、他の人の意見から学ぼうと思えるのです。
そして、新しいことを学べたときは感謝しましょう。謙虚と感謝の気持ちが、柔軟に考えるマインドセットを作っていくのです。
本『大人の「非認知能力」を鍛える25の質問』について
本書は、非認知能力を向上させるための実践的なガイドです。25の質問を通じて、自己認識を深め、個人が成長する機会を提供して、幸せな人生を構築する手助けをしてくれます。
目次
はじめに
序章 「7つの武器」を手に入れて、どんなキャリアも切り拓ける自分をつくろう
第1の武器 「自己肯定感」
第2の武器 「自分軸」
第3の武器 「成功体質」
第4の武器 「主体性」
第5の武器 「オープンマインド」
第6の武器 「共感力」
第7の武器 「プランド・ハップンスタンス」
おわりに
著者
ボーク 重子(ボーク しげこ)
Shigeko Bork BYBS Coaching LLC代表。ICF(国際コーチング連盟)会員ライフコーチ。アートコンサルタント。
福島県生まれ。30歳目前に単独渡英し、美術系の大学院サザビーズ・インスティチュート・オブ・アートに入学、現代美術史の修士号を取得する。1998年に渡米、結婚し娘を出産する。非認知能力育児に出会い、研究・調査・実践を重ね、自身の育児に活用。娘・スカイが18歳のときに「全米最優秀女子高生」に選ばれる。子育てと同時に自身のライフワークであるアート業界のキャリアも構築、2004年にはアジア現代アートギャラリーをオープン。2006年、アートを通じての社会貢献を評価され「ワシントンの美しい25人」に選ばれた。
現在は、「非認知能力育成のパイオニア」として知られ、140名のBYBS非認知能力育児コーチを抱えるコーチング会社の代表を務め、全米・日本各地で子育てや自分育てに関するコーチングを展開中。大人向けの非認知能力の講座が予約待ち6ヶ月となるなど、好評を博している。著書は『世界最高の子育て』(ダイヤモンド社)、『「非認知能力」の育て方』(小学館)など多数。本書は大人の非認知能力について書いた初めての著となる。
まとめ
本書では、自己肯定感などの「非認知能力」を身につけることで、「何が起こっても大丈夫な自分」になれると説いています。
「非認知能力」は「人生の幸せと成功に学力よりも大きく寄与する能力」
結果にこだわりすぎずに、次を試す柔軟性が大切
謙虚と感謝が、思考の柔軟性を育む
本書を参考に、ぜひ「非認知能力」を高めて、自分史上最高の自分を生きてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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「非認知能力」や「なりたい自分」になるための行動を知りたい方に、おすすめの本です!気になった方は読んでみてください😊