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「癌」ってジツは怖くなかったという話Part8
師走。思い返すと今年は波乱の幕開けでした。
元旦の夕方頃に能登半島地震のニュースが飛び込んでくる。
石川県にお住まいだった僕のお客さんお二人と連絡が取れず、LINEも既読がつかない状態でとても心配でしたが、数日後にお二人から『無事です!安心してください!』とLINEの返信が来た時はほっと胸を撫で下ろしましたが
こんなに気が気じゃないお正月を過ごしたのも初めてのことでした。
お二人とは今でも時々連絡をさせていただくのですが
今年の茹だるような暑い夏の日に電話でお話した時の話。
度々ニュースなどでも取り上げられているように様々な問題が生じて復興が進まないというのは事実なようで、ご実家は倒壊したまま
避難生活を余儀なくされているという現状の中で
それでもお客様は
「大丈夫です!生きていればなんとかなります!」
「難病を乗り越えたBooさんにこれしきで弱音なんて言えませんよ!」
と力強いお言葉を聞けて凄く安心したと同時に
逆に励まされた気がしました。
生きる力とは…みたいなことをより深く考えた瞬間でもありました。
僕の後輩で人を助けることに生き甲斐を感じる男がいます。
人が困ってるとどこからともなくパワーが湧いてくるんだと彼は言うんですけど、例えば雪道でスタックしている車を見かけたら必ず助ける!と言いますしとにかく困っている人がいたら身内、他人問わずトップスピードで駆けつけ体を張って、多分あいつなら困っている人がいれば熊とでも戦うと思います笑。そこには損得勘定もなく、ただ純粋に助けたいという本能みたいなもので、それはまるで海猿の主人公のように。
人間って『困難を楽しめるタイプの人』もいるんだろなと彼を見てると思う事があります。そしてそういう人たちが先頭に立ち、伝染していくことで絶望的な状況でも大きな力を生み出す原動力になるんじゃないかなと。
なんでも自分の力だけでやろうとしてしまう…いや、人嫌いだから一人でやってた方が楽と感じちゃう僕とは真逆のタイプですが、それでも彼と行動を共にすると彼を頼ってしまうんです。
能登半島地震で感じたことで身近にいる頼り甲斐のある存在がどんなに自分にとって大きいのかを改めて知ると、考え方も180度とまでは言わなくても変わってきます。どんな人間であれコミュニティに属していれば様々な学びやチャンスが巡ってくるし、困った時に助け合える関係性を築いておくことはとても重要だなと最近になってめちゃくちゃ思うんです。
なんというか癌闘病も同じで…
この事実は絶対に一人では立ち向かえない、と僕は思っています。
家族のサポート、医療従事者のサポートは無論ですが
(当たり前という意味ではなく)
例えばnoteを通じて知り合った方からの情報やコメントが
闘病の支えになったりすることもあるんじゃないかなって思ったんです。
だから僕はnoteを始めようと思いました。
癌は怖い病気じゃないんだよ、難しく考えさせられてるだけで
自力で治せる病気なんだよと言うことを知ってもらいたいと。
中には『こいつマジで気が触れてる』と思う方もいるとは思いますけど
それでも、少なくとも
『あなたは一人じゃない!見離さないよ!』
ってことだけは伝えたい。勇敢な後輩を見習ってね笑
当時の僕なら、そういうコンテンツがあるだけで
そう言ってくれる存在がいてくれたのなら
どれほど勇気が湧いただろう。
癌は怖い病気ではないと、これからも僕は言い続けます。
今、闘病を頑張ってるあなたのために。
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