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初もうではレイライン上の神社に?!
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初もうでは、ご近所の氏神神社と崇敬神社へ。このタイミングなのでいろいろ回りたいと思い、他のお社にも足を延ばしてみた。とはいえ、散歩ついでや用事ついでにちらりと覗ける範囲だけど。
少し離れた、氏神神社の兼務社である神社に行ってみた。住宅街に囲まれた平らな場所にある。歴史を読むと大正時代に合併された神社とのこと、なるほど古い神社は高いところにあることが多いから、住宅の需要でいろいろ整理されたんだろうなあ。神仏分離とか習合とか、時代の都合で翻弄されるのは神さまもヒトも同様なのか。
その神社で驚いたのは、とにかく長い列。一の鳥居を越して、住宅街に伸びている。えええ? 元旦マジック。いつもはひと気がないのに。
次いで、小高い丘の上にある神社へ。こちらも勢力範囲が広い。歴史は天保10年からとのこと。いやーこちらも列が長い、ふもとに降りて車通りに列が伸びる。しかも生のお囃子で、獅子舞もいて、参拝客は頭をバクバクされていて、けっこう盛り上がっていた。
どちらも遠くから車で来ているかたたちも多かった。初もうでというのは生活に染みついているのだなあ。年配の比率が大きくなっているいま、もしかしたら伝統的なことが引き継がれやすくなっているのだろうか。
帰宅して、つれあいがごそごそ調べものをしていた。「これだな!」といつもに増して低く合点のいった声。「レイライン上にあるんだ、あそこの神社は」。ええっ! 神社のレイラインって、出雲神社から富士山をつないで、玉前神社を結ぶ神社のレイラインだよね、いやーそれはどうかなだいたい神社のレイラインを認識しているヒトがどれだけいるよ。レイラインの幅の認識にもよるよね。車で来ているのがその証拠じゃないのか。いや落ち着け、スピリチュアルのなかでもエビデンスが乏しい方に寄ってる説じゃんかそれ。それでも正月休みだから時間があるし、調べて行動するのがありうることではあるよね。そ、そうなのかな。
退職して時間だけはある生活がスタートした自分に対して、時間のつかい方をちゃんと検討しろ、との天啓かもしれない。なにしろ科学的に証明されていない、というのは、研究しがいがあってのりしろが多くて楽しいんだよなあ。うっかりするとついそっちに行っちゃいそうだしな、いかんいかん。そこに沼があるのはよくわかっているから、沼の淵でのぞき込むだけにしておきましょう。とはいえ一応、レイラン地図は保存しておく。うししし。