見出し画像

コスメの沼も広くて深い、定番だけなのもったいない!



『ジョ マローン ロンドン』で最初に購入したコロンはアールグレー & キューカンバー。


化粧品が好きだ。スキンケアもメイクも、ボディもヘアも、香りものも、広く浅く。以前の仕事では新商品をたくさん試せたので、デパコスから限定品、ネット通販のみ、プチプラ、輸入物など、いかにたくさんの商品があって商品開発の研究がされていて宣伝されているかはわかっているつもりだけど、ぜーんぜん追いつかない。そりゃそうだ、カラダはひとつ。皮膚面積は限られている。

あれもこれもと試しつつ、自分にとっての定番もあり、鬼リピもする。定番から浮気に流れて定番に戻り、その定番商品だって年々改良されていることも多く、卒業することもある。口コミはよくチェックするけど、不思議と自分の意見と合わない口コミが多かったりする。自分の肌質や髪質や好み、どういう使い方をするかでぜんぜん変わるんだよね。そのうえで口コミを判断しないとであります。

以前ポイントメイクリムーバーを「変えよう!」と思ったときのこと。フランスの大手ブランドのものを長年使ってきたが、もっとするんと落ちるものってあるんじゃないか、と検索してみた。もちろんものすごい数がヒットするんだけど、口コミで「(そのとき私が使っていた商品)よりコレがよかった」というものを見つけて即ぽちり。結果、かなりよかった。ストレスなくちゃんと落ちる。『ラ ロッシュ ポゼ』の「レスペクティッシム ポイントメイクアップリムーバー」なんですけどね。いまだに使用中。ただ、ほかにもいいのがあるんじゃないの? という探求心はむくむくと膨れている。不満がなくてもつい浮気心が出てしまうのだ。

定番でいうと、『DHC』のオイルクレンジングはずーっと使っている。脂っぽさが気になるスキンタイプなので、オイルクレンジングは快適。私はしみないしストレスもない。「薬用ディープクレンジングオイル」も、「リニューブライト」も使っている。巨大企業のDHC、元会長の問題とか企業姿勢とか、賛否両論いろいろあるし個人的にも思うところはありますが、自分にとってのこのアイテムはヨシなのです。他の各国ブランドの商品を何度も使ってみてそれもよいと思いつつ、戻ってくるのは、総合バランスなんでしょうね。

逆にぜんぜん定番が見つからないものもある。というか、選択肢がありすぎて定着しないのかもしれない。ひとつはボディクリーム、ローションなどのボディもの。カラダ全体に使うから早く消費されるので、でっかいポンプで安心、と思ってもけっこうすぐなくなる。そして、まあこんな考え方はよろしくないのかもしれないが、自分としてはフェイシャルより冒険のしがいがある。顔に赤みやヒリヒリが出たりしたら大問題だけど、カラダならまあ多少はいいや、的な。そのため、これどうだろうレベルでするっと使える。いまは韓国の『NONFICTION』のボディローションを使っているけど、次は『ロクシタン』のボディクリームが控えている。近所のドラストにも使ったことのないものがたくさんあるので、触手が伸びそう。

ボディものは定着がゆるい傾向があって、ボディウォッシュも浮気が激しい。好きなものはあるのだけど、『モルトンブラウン』とか『ジョー マローン ロンドン』とか、でもそのなかでも香りを選ぶのでぐるぐるして、しかももっと泡が濃密なのは、なんて選んでいくと先に進みすぎてもう戻れなくなる。いま使ってるのは『BOTANIST』でありつつ、固形せっけん消費期間なので固形せっけんもせっせと消費している。ちなみに固形せっけん各種、泡立ちがそれこそ雲泥の差。ちょっと驚いたのが『LIBERTA』の「白ワキ姫せっけん」、これは家族にネタとして持ち帰ったんだけど、ネットで泡立てると濃厚な泡がしっかり立って、全身に使って快適。え、すごいじゃん、だった。脇専用となってるけど全身におすすめします。全身におすすめといえばデリケートゾーン専用の「コラージュフルフル」や「スウィートボディ」も泡タイプで使いやすく、いっそ全身に、と使っていたこともある。

しまった、いつのまにかおすすめスキンケアになっていた。言いたかったのは、定番にこだわると、日々進化している研究成果が盛り込まれた新製品のすばらしさに置いてかれちゃう、ということだったんだけど。
それでも、新商品があっという間に販売終了になって驚くことも、かなり多い。デビュー組の青田買いに魅力を感じ始めると、もう沼にどっぷりですな。

いいなと思ったら応援しよう!