#164 ご機嫌な状態をつくる
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第184回】「ご機嫌に過ごす「得」と不機嫌に過ごす「損」。」を聴いたことのアウトプット。
プレゼンでご機嫌になったことからご機嫌な人と不機嫌な人の話。
幸せだから機嫌が良くなり、機嫌が良くなって幸せになる。
ご機嫌なサイクルが回り始めるといろいろと前向きな気持ちになる。ご機嫌な状態だと脳内に良い成分が分泌されまくる。さらにどんどん元気になって頑張れる。これこそポジティブなサイクル。
ご機嫌になれば投資ゼロでどんどん前に進むことができる。さらに言えば、ご機嫌になるための方法というのは必ずしもお金がかかるものだけではない。それどころか今回は会社の仕事で話をさせてもらってご機嫌になったので、お給料を貰いながらご機嫌になったとも言い換えられる。ご機嫌であることはたくさんの情報が手に入る可能性が高まる。当たり前ことだが、ご機嫌な人の周りには人が集まってくる。
ポジティブなオーラを纏っている人は、他の人をどんどん惹きつける。
ユニリーバ・ジャパンの人事のトップをされている島田由香さんは、とにかく会うたびにご機嫌、終始一貫してずっとご機嫌。だからどんどん話したくなる。ずっと笑顔だし、目はいつも優しい、口はいつも笑っている。ご機嫌が服着て歩いているような感じ。
そんな由香さんだからこそ、たくさんの人事にまつわる大事な情報だったり、ちょっとした良くない兆候なんかをサクッと得ることができるんじゃないかと思う。そういった情報は自分の仕事にも活かせるし、ご自身のモチベーションになっているんじゃかないと思う。
逆に不機嫌な人は、20年以上前に会社主催の小規模イベントで登壇したときに、東証一部情報の某電気メーカーのおっさんが入ってくるなり超不機嫌。受付の人に「俺は機嫌が悪いんだ!」と無言で必死にアピールするような痛い人だった。自分の方を見たらわざとあくびをしたり、ため息をついたり、貧乏ゆすりしたり、機嫌が悪いことをアピールするためだけに来ていた。
もちろん参加者アンケートには罵詈雑言を汚い字で書いて、いかに「お前らが嫌いか」「俺はわかっているか」を必死にアピールする。そのおっさんは自社内ではさらにひどかったらしく、他の人たちがいる会議では不機嫌をまき散らして汚い言葉を吐きまくって会議を荒れさせていた。自分が営業に出たときにそうったのが回っていくことがわからないのあろう。一歩仕事を離れてしまえば我々が顧客になるので、僕はその会社の製品は絶対に買わないと心に決めている。そんな人が会社の肩書がまったく無くなったときにどうなるか、想像必要もないくらい簡単にわかる。おそらく営業に行っていた側の人間だけでなく、同僚の人たちも関係が切れたことを心から喜んで二度と会わないという選択をするんじゃないかと思う。不機嫌な人を待ち受けているのは孤独。孤独は社会問題にもなっている。
孤独を避けるために一番手っ取り早いのはご機嫌でいること。それが絶大な効果を上げる。ご機嫌でいられる状態を作るために自分の時間をプロデュースしてみてください。
島田由香さんは、去年社内研修で講義を聴いて、澤さんのおっしゃるとおり、ご機嫌が服着て歩いているような素晴らしい方でした。
オンラインで300人近く参加していたのですが、おそらく全員が笑顔になっていたと思います。ご機嫌な表情と言葉が相手に伝わって一気に300人を笑顔にできるって凄すぎます。
島田由香さんほどのことはできなくても、ご機嫌でいれば半径3mくらいまでなら笑顔にすることはできるのではないでしょうか。
仕事に追われて怖い顔になっている人が多いと思いますが、忙しくても口角を上げてみる、口調を少し柔らかくしてみる。これを繰り返していたらご機嫌な人に近づけるかもしれません。